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歳を重ねることについて語る、母が娘に宛てた心打つ手紙

ある母親からの娘に宛てた手紙。多くの心を動かしました。

「愛しい娘へ

私が年老いたら、どうか辛抱強くいてください。そしてなによりも、私がどんな状況にあるのか想像してください。会話をしたらなんども同じことを繰り返し言うかもしれません。『ついさっき同じこと言ったじゃない』と遮らないでください。ただ聞いてください。お願い。

あなたが幼い頃、あなたが眠りにつくまで私は同じ物語を何度もなんども繰り返し読んで聞かせたことを思い出して。

flicker/Danny Robinson

私がお風呂を嫌がったら、怒らないで、それからからかわないで。あなたが幼い頃、お風呂を嫌がって走り回るあなたを私が追いかけていたことを思い出して。

新しいものがうまく使いこなせなくて時間がかかっても、イライラしないで。食事の仕方、服の着方、髪の梳かし方、日常のいろんなことをじっくり私が教えたことを思い出して。

私が年老いたら、どうか辛抱強くいてください。そしてなによりも、私がどんな状況にあるのか想像してください。

flickr/Britt Selvitelle

会話していてふと何を喋っているのか忘れたら、思い出す時間をください。もし思い出せなかったら、イライラしたり横柄にならないで。私にとって一番大切なのは、あなたと一緒に時間を過ごすことだということをどうか理解してください。

私が年老いて、あちこち移動するのに時間がかかるようになったら、私が歩き始めたあなたに手を貸したように、どうか私にも手を貸してください。こういう日が訪れたら、悲しまないで。愛を感じながら人生を終わろうとしている私のことを理解して、そして一緒にいてください。

あなたと一緒に過ごした時間という贈り物を、私は慈しみ感謝するでしょう。満面の笑みで、これまでと同じ大きな愛情を込めて、あなたに伝えたいこと。私の愛しい娘、心から愛しています」