【世界を旅してくる】置き手紙を残し家出した8歳の少年、保護した警察をリュックサックの中身で絶句させる

子供の頃の夢や夢中になったこと、覚えていますか？　探検家になって隠された秘宝を探し当てたい、プロのスポーツアスリートになって世界で活躍したい…「少年よ大志を抱け」の言葉のように、未来に羽ばたく子供たちには限りない夢や大望を抱いて欲しいものです。

そんなピュアな子供心が引き起こしたプチ騒動がロシアで話題となりました。

ロシア南部のアストラハン州在住の8歳の男の子がある日、家を飛び出してしまったのです。帰宅した母親は、自宅にいるはずの息子の代わりに置き手紙を発見。「世界を旅してくる」と息子の字で書かれた手紙を読んだ母親は仰天し、すぐに警察に捜索願をだしました。

母親の通報が早かったことが功を奏し、数時間後、少年は路上を歩いていたところを地元警察によって保護されました。

無事に保護された少年でしたが…少年の所持品を確認した警察は驚かずにはいられませんでした。バックパック一つで家を飛び出した少年が持っていたもの、それは貯金箱と百科事典3冊、おもちゃ1個にバナナ1本だったのです。

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食料はバナナのみ…重い百科事典の代わりにもっと食べ物や水を持てただろう、なぜバナナ1本なんかい！とツッコミたくなるところですが、そこは8歳の子供。なんともピュアな子供らしい所持品です。

発見当時、少年はバスを乗り継いで街を歩き回ったため、少しお疲れ気味で「もう家に帰りたい」と警察に訴えたそうです。8歳にしては数時間でも十分な一人旅行だったようですね。

その後無事に家族のもとに送り届けられた少年に対し、母親は一人で家を飛び出してしまうことの危険性について説いたそうです。

子供らしい自由な発想で思い切った行動に出た少年のなんとも微笑ましい騒動です。とはいえ、まだまだ8歳児、危険な事件に巻き込まれることなく無事に保護されてなによりでした。

子供の型にはまらない発想力と行動力に驚かされるエピソードですね。