【現代の若者かと思いきや…】笑顔の素敵な女性…しかし撮影された年代に思わず鳥肌が立った

明治や大正に撮影された昔の日本の写真。当時の風景や人々の暮らしぶりを写した白黒やセピアカラーの写真には、現在とは完全に隔てられた遠い過去のような、どこか非現実的な趣があります。

製材機械のセールスマンとして1914年〜1918年の間に日本に滞在したアメリカ人、エルスナー・ヒルトン。彼が日本各地で撮影した数多くの写真には、当時の日本の日常風景が捉えられています。

カメラに笑顔を向ける100年以上前に撮影された人々。モノクロ写真に彩色を施すことで、より生き生きと、当時を生きた人々の姿が蘇りました。100年前の日本の息吹がまざまざと伝わるような仕上がりの写真動画をご覧ください。

第一次世界大戦の最中であり、大正ロマンが花開いた時代。カラー加工の結果、カメラに向かって微笑む人々は現在を生きる私たちとは100年以上の隔たりがあるとは信じられないほど、身近でリアルな人物として感じられます。

実りの秋、眩しい笑顔を見せる農家の女性たち。知人や友人に似てる…？なんて思ってしまうほど、身近に感じられる笑顔です。

まるで成人式に自宅前で撮影した親戚の写真のような親近感を覚える一枚。

はにかみスマイルや満面の笑顔…お花見ではしゃぐ若者たちの朗らかな声が聞こえてくるようです。

おじいちゃんと孫でしょうか？いつの時代も変わらない優しい風景がここにもあります。

無邪気な笑顔を見せる幼い子供達。

リラックススタイルで朗らかな表情を浮かべる女性。

花売りのおじさんと子供達。きっと一昔前には普通に見られた「お使い光景」だったのでしょうね。

東京湾で潮干狩りをする女性。潮風にそよぐ手拭いと髪、潮騒の音が聴こえてきそうな一枚です。

浜辺で楽しそうに笑う作業中の女性たち。

田畑を耕す農業機械のない時代、手作業で耕す青年。

米の収穫風景。稲穂を千歯扱き（せんばこき）で脱穀する女性と、無事に収穫を迎えた稲穂を運ぶ男性の疲労と安堵の入り混じったような表情も印象的です。

はにかんだような笑顔を見せる農家の娘と幼い子供。彼女たちはその後、どんな人生を歩んだのでしょうか？

100年前の日常風景を切り取った写真の数々。どの時代にも生き生きとした人々の暮らしがあったのだ、と改めて実感するカラー写真です。

「昔の人」や「歴史上の人物」として一括りにとらえがちですが、皆それぞれに生まれた時代を精一杯に生きた「実在する普通の」人々だったと気づかせてくれます。

曽祖父母や高祖父母、そのまた両親たちが生きたこの時代。人々の穏やかな日常風景は見るものをどこか懐かしいしみじみとした気分にさせます。

スマホや携帯に撮りためた現代の写真と変わりない笑顔を見せる彼らが、もうこの世にはいない…そう思うと、なんともいえない切なさがこみ上げてきますね。

100年以上前の日本を写した写真シリーズはこちらからも是非ご覧ください ↓

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