まるで猫、命の恩人に抱きつく雌ライオン

アフリカ大陸南部に位置するボツワナ共和国、そこにある野生動物の保護施設で録画された映像です。 囲いの扉が開けられると、一頭の雌ライオンが飛び出してある男性に飛びつきます。何も知らずに見ると、男性が襲われているように見えますが、この雌ライオンと男性は特別な信頼関係で結ばれているようです。

驚くべきライオンと人間の触れ合いをご覧ください。

ドイツ出身のヴァレンティン・グリューナーは、幼い頃から猫好きで、怪我をした猫を保護して手当するなど、人一倍動強い動物愛護精の精神を持つ少年でした。

ヴァレンティンは世界の自然や異文化にも興味があり、青年になってからは世界各地を旅して探訪し、一時はカナダの油田で働いていたこともあります。しかしやがて、ネコ科の動物への愛着に導かれてか、彼はアフリカ大陸へと辿り着きます。

そこで、デンマーク人のミッケル・レガートとの出会いがありました。ミッケルもまた、ライオンやヒョウなどの野生のネコ科動物に魅了されたひとりです。やがて二人は意気投合し、自然保護プロジェクト「Modisa Wildlife Project」をボツワナに設立。以来、野生生物の保護活動に献身してきました。

プロジェクトの活動を初めて間もなく、ヴァレンティンとミッケルはパトロール中に一匹の子供の雌ライオンを保護します。兄弟2匹を群れの雄に殺され、群れから見放された幼い子ライオンは餓死寸前、瀕死の状態でした。

この子ライオンは「シルガ」と名付けられます。野生に戻すことを大きな目標に、ヴァレンティンとミッケルはシルガを我が子のように大切に育てました。

facebook/Valentin Gruener

野生動物にとって人間に慣れてしまうことは危険を意味しています。そのためシルガと交流を持つ人間はヴァレンティンとミッケルのみに限られたそうです。

facebook/Valentin Gruener

やがてシルガは自分で獲物を狩るまでに立派に成長し、野生動物の保護地区へと放されると同時に、ヴァレンティンとミッケルはシルガから距離を置くことになりました。

facebook/Valentin Gruener

上の動画は、ヴァレンティンが一年ぶりに保護地区を訪れた際に撮影されたものです。久しぶりの再会を果し、シルガはまるで子猫のようにヴァレンティンにじゃれて甘えます。野生に戻った後も、育ててもらった恩人を忘れることはありませんでした。

facebook/Valentin Gruener

愛情が伝わって来る感動的なシーンですね。シルガと二人の男性は家族の愛情と強い信頼関係で結ばれているのです。それにしてもライオンが人間に対してここまで愛情たっぷりな姿を見せるとは、驚きですね!

出典

Youtube

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