殺処分:安楽死の注射を2回生き延びたワンコ。

アメリカに住むこのカワイイ雑種犬は一見普通の犬に見えますが、彼の人生は波乱万丈です。 悲惨な交通事故を経験し、医師からもそう長くはないだろうと宣告されたのにも関わらず、完治しました。この時点で周りの人間はこのわんこが普通の犬ではないという事に気付くべきだったのかもしれません。

Two by Two Animal Rescue

事故からしばらく経った頃、この犬にまたもや不幸が訪れます。飼い主の新しい引越し先では犬が禁止されていたため、たった4歳で動物愛護センターに預けられてしまったのです。

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ちゃんと躾もされ、大人しかったのにも関わらず、何週間経っても新しい飼い主はさっぱり見つかりませんでした。そこで愛護センターの職員は苦しい決断を下します。殺処分する事が決まったのです。アメリカの動物愛護施設では、通常預けられてから72時間の猶予期間の後に貰い手が見つからなかった場合、安楽死させるきまりになっています。

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1人の獣医がこのワンコに安楽死用の注射をします。この注射は通常一本で十分致死量に達する代物です。しかし、このワンコには鋼の精神が宿っていたのです。まだ心拍が確認できたため、獣医は念の為もう一本同じ注射をしました。そして、この犬の臨終を宣言します。皮肉なことにアメリカでこの状態は公式に「Destroyed」(処分済み)と表現されています。

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次の日の朝、動物愛護センターの職員はある奇跡を目撃します。このワンコはまだ生きていたのです!施設を取り囲むフェンスから外に出て、水をガブガブと飲んでいました。この犬は2度死を免れたのです。そう、2本の安楽死の注射ですら彼を殺めることはできませんでした。

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死の世界から蘇ったワンコはついにラザロと名付けられます。死の淵から蘇生したことで有名なキリスト教の聖人です。その後、ラザロは長期保護施設に預けられます。もう愛護センターの誰も彼を殺したくなかったからです。

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ラザロの蘇生の話はアメリカ中のありとあらゆるメディアで取り上げられます。ジェイン・ホールスティンはテレビを通してラザロに興味を持ちます。

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ジェインはすでに犬を一頭飼っており、ラザロにも帰る場所を与えてあげたいと考えました。ラザロは今、新しい家族と幸せな毎日を過ごしています。誰かに殺される心配はもうしなくていいでしょうね。

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安楽死用の注射でさえ、この犬の生きようとする精神には敵いませんでした。素晴らしい物語ですね。

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