苦しそうに呼吸するウミガメの鼻からストローが見つかる

注意:この記事にはカメが出血する画像・映像が含まれます。

中央アメリアのコスタリカ近海で調査を行っていたテキサスA&M大学の海洋生物学調査チームは、鼻に何かが詰まって苦しそうに呼吸するヒメウミガメをみつけました。鼻に詰まっているのは寄生虫かフジツボのような生物だと思われましたが、それはなんと人間によってもたらされた物だったのです。

Youtube/COASTS

ペンチを使って抜こうとしますが、物体はなかなか取り出すことができません。

Youtube/COASTS

出血し、痛がってもがくカメを気遣いながら慎重に作業を進めていきます。

Youtube/COASTS

そして8分後、ようやく異物を取り除くことができました。

Youtube/COASTS

生物だと思っていた物体は、10cmにもなるプラスチックのストローでした。人間が海に捨てたゴミです。カメはプラスチックのストローを誤って食べてしまい、鼻に詰まらせてしまったと考えられます。調査隊は体に異物が入り込み死にそうなウミガメと出会うのは珍いことではないといいます。

動画はこちらです(英語のみ):

全世界で毎年800万トンのプラスチックゴミが海に流入していると推定されています。生分解されにくいプラスチックは極めて有害で、漂着ごみとして景観や環境を壊すだけでなく、それを間違って摂食してしまった多くの鳥や海洋生物の命を奪っています。2025年には海のごみの量は現在の倍になるといわれて、海洋の生態系破壊が懸念されます。これは、私たち全員が知っておくべき事実です。ビーチに行く時などゴミはしっかりゴミ箱に。もしストローなどが落ちていたら、自分のゴミでなくても回収しておきましょう。

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