クモ嫌いは閲覧注意!?お尻に不思議な模様を持つトタテグモの一種

注意: この記事はクモなどの昆虫類が苦手な一部の読者にとってショッキングな画像を含む可能性があります

北米や、中米、或いはタイ、中国に住んでいる場合、自宅の庭や野外で土いじり中に何やら複雑な模様が描かれたアンティークコインやボタンのようなものを見つけても、すぐに手に取ってはいけません。拾い上げる前に、必ずじっくりと観察しましょう。

Imgur/username112

なぜなら、この一見趣きのあるコインやオレオクッキーのような正体不明物体、実は突然気の毒にも住処から掘り返されたある生き物の可能性があるのです。

この謎の紋様物体の正体はトタテグモの一種です。地中に巣穴を掘り、土や草と蜘蛛の糸を使い巣穴の蓋(扉)を作ります。

(トタテグモとは日本、アフリカ、アメリカ大陸に分布する、地中の穴にすむトタテグモ科(Ctenizidae)のクモの総称。穴の入り口には蓋状の扉があり、それゆえに「戸立て蜘蛛」の名前の由来となった。扉がわずかに振動することで蓋を通る獲物を感知して捕らえる)

蓋の周囲に糸の罠を仕掛け、巣穴の中で餌となる昆虫などが通りかかるのを待ちます。振動によって昆虫の接近を感知し、十分な距離まで近づくと巣穴から飛び出し、穴の中に引きずり込んで捕食するのです。

なぜこうした模様があるのか? その理由は現在も解明されていません。世間一般にグロテスクなイメージを抱かれがちなクモですが、興味を引きつけるに十分な不思議な形態ですね。

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