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部屋に入った瞬間、救出隊は気分が悪くなった。こんなの見たことがなかった…

*注意:これから先のコンテンツには、傷ついた犬のショッキングな画像が含まれます。

毎日、世界中で多くのペットたちが捨てられています。人間がいなければ生きていけない犬にとって路上の生活は過酷です。人の近づかない街の隅へと追いやられ、ときには虐待され、他の犬との縄張り争いに巻き込まれたりすることもあります。

インドで活動している動物保護団体はある日、傷ついた野良犬がうろついているとの連絡を受けて現場へ駆けつけました。そこでスタッフは廃墟の地下にうずくまっていた一匹の犬に出会います。正直、心の準備はできていませんでした。

youtube/AnimalAidUnlimited

それは、悲惨さを絵にしたような姿でした。犬は飢えてやせ細り、生きていること自体信じられないほどだったといいます。

youtube/AnimalAidUnlimited

体には無数の傷跡と炎症を起こしている痛々しい傷がいくつもありました。

youtube/AnimalAidUnlimited

犬は、死ぬことを覚悟したような淀んだ目をしていました。衰弱して立ち上がることもできず、飼い主との再会も諦めていたに違いありません。この街には一匹で生活し、一匹で死んでゆく犬が沢山います。病気になったときに助けてくれる人間はあまりいません。

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救助されてから犬は、少しずつ食べ物を口にするようになりました。レスキューセンターのスタッフは、「ペリー」と名付けられたこの犬を愛情いっぱいに世話しました。やがて数週間が経つと、人間への不信感も和らぎ、触られることにも慣れていきました。

youtube/AnimalAidUnlimited

そしてこれが元気になったペリーです!傷も癒え、目には再び光りが戻りました。そしてまるで感謝するように、レスキューセンターのスタッフに体を擦り付けています。

youtube/AnimalAidUnlimited 

やっと家と家族を見つけたのです。

youtube/AnimalAidUnlimited

ペリーの救出ストーリーはこちらの動画でもご覧頂けます(英語のみ):

元気になれて本当に良かったですね。世界にはペリーのように捨てられたまま、路上で命を落としてしまう犬がたくさんいます。発見されたペリーはまだ幸運なほうだったというのが現状です。路上で生活する一匹でも減り、運などなくとも救助される犬が一匹でも増えることを願っています。