混迷の真っ只中で医師たちが起こした奇跡

戦争でいつも悲惨な目に遭わされるのは、子どもや老人を含めた、戦争とは何の関係もない人々です。この日、そうした状況を象徴するような出来事がシリアのアレッポ市内の病院で起こりました。爆撃で負傷した妊娠末期の女性が担ぎ込まれてきたのです。医師たちが母親とまだお腹の中にいる赤ん坊の命を救おうと手を尽くすなか、劇的で深く心に響く光景が展開されました。

閲覧注意:動画には衝撃的な内容が含まれています。

動画では、外科医たちが母親とお腹のなかにいる赤ん坊の命を救おうとしています。女性の名前はマイッサ。昨年の夏のある日、病院の外で起こった空爆により、数十人が負傷し、45人が命を落としました。樽爆弾の爆発でマリッサは右手足を骨折し、腹部に金属片が突き刺さった状態で運び込まれてきました。妊娠9ヶ月だった彼女は、病院に向かう途中で空爆に遭ったのです。母体の脈拍は弱く、胎児の安否が心配されました。そして、緊急の帝王切開が行なわれます...。

 

赤ん坊が目を開ける瞬間に強く心を揺さぶられます。苛烈な紛争が続く中、医師たちは懸命に人命を救おうとしています。その闘いに、命をかけた不屈の精神を感ぜずにはいられません。彼らの勇気は最大の敬意に値するものではないでしょうか。

現在は親子とも元気とのことで安心しましたが、世界では今なお、 戦争や紛争が繰り返され、多くの命が奪われています。

「この子の生まれた世界は、これからも長く戦争に影響され続ける」

紛争地域では、これが生まれたばかりの赤ん坊に突きつけられる現実、そして未来なのです。

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