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ジョーク

娘が学校で教わったことを聞いて父親は赤面!結末がプライスレス!

娘が学校で教わったことを聞いた父親は、思わず赤面してしまいます。

Back to School

「今日は学校で何を勉強したの?」

 僕は運転しながら娘に聞いた。

 すると娘は夢中になって説明し始めた。

「今日はね、男の子と女の子の違いについて教わったの」

 僕は思わずミラー越しに娘の姿を探した。髪しか見えない。

「先生がね、男の子は女の子にないものを持ってるって言ったよ」

「ああ、そうだね。その通りだ」

 僕はハラハラしながら答えた。他に何を言えばいいのかさっぱり分からなかった。少しの間、沈黙が流れる。

 すると娘がまた口を開いた。

「女の子はね、男の子にぶら下がってるものを見て、男の子が男の子だって分かるんだって」

  僕は頭の中で、家までかかる時間を素早く計算した。それは永遠のように感じられた。

「男の子は女の子をみると大きくなっちゃうんだって、知ってた?」

 僕は汗をかき始めていた。口の中がカラカラだ。

「うん…えっと、それは、その…」

 話題を変えようと必死になっている僕に、娘が質問を続ける。

「どうして女の子は男の子が持っているものがいいの?」

 一体、何て言ったらいいんだ。それはママに聞くべき質問じゃないのか。

「あー、まぁ、あのね…うーん」

 口ごもってしまう。

 すると娘は僕の答えを待たずに、持論を展開し始めた。

「きっと、男の子が歩くときアレがぶらぶらするでしょ、それで女の子は相手が男の子だってことに気づいて、その子を好きになるの。それから男の子も女の子を見るとそれが大きく膨れるから、女の子はその男の子も自分のことを好きだって分かるの。そして結婚するの。それで最後はムシムシに熱く焼かれちゃうの」

 最後はよく分からなかったけど、全体的に核心をよく突いているように思えた。

 家に着くと、娘はカバンから何かを取り出して僕のところに持ってきた。

「学校で習ったことを絵に描いたの。見たい?」

 見たいかどうかは正直分からなかったけど、好奇心に後押しされて覗いてみた。座り込んだ姿勢で僕が見たもの、それは色鮮やかなクレヨンで描かれた、立派に膨れ上がった雄の七面鳥だった!尻羽は堂々と広がり、雄の象徴でありクチバシに垂れる肉垂も、真っ赤に大きく描かれていた。

 思わず吹き出してしまった僕に、娘は少し気を悪くしたようだったけど、僕は笑いが止まらなかった。笑いすぎて七面鳥の絵が涙で滲んで見えるほどだった。

 この七面鳥の絵を、僕は一生忘れることはできないだろう。

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