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【いま、会いにゆきます】アパートの一室で孤独死した息子。火葬から210日後に起きた奇跡に、両親は涙が止まらなかった。

YouTube/Viral Video Tribunnews

タイで、死んだはずの息子が両親のもとに帰ってくるという珍事が起きました。まるで映画のようなこのストーリー。一体、何が起きたのでしょうか?

2017年5月、タイ北東部のシーサケート県ノン・クーン地区に暮らすタイの夫婦は、警察から息子であるサコーン・サチワさん(44)の死の連絡を受けます。警察の話によると、プラナコーン区にある貸し部屋で、男性の遺体が発見され、その部屋に置いてあった身分証などから警察はその遺体をサコーンさんのものと特定したということでした。

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遺体の身元確認に訪れた両親でしたが、遺体は膨れ上がっていたためにそれも困難でした。しかしながら、事件を早く解決したいと思ったのか、警察はこれをサコーンさんの遺体として処理しました。家族はサコーンさんの遺体を地元へ持ち帰り、火葬して遺灰を寺院に納めました。

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それから7ヶ月後、とんでもないことが起こります。なんと、サコーンさんが何食わぬ顔で、家に帰って来たのです。火葬したはずなのに…両親の困惑は想像を絶するものだったでしょう。サコーンさんが幽霊でないか、体をよく触って確認し、挙げ句の果てには、サコーンさんをよく知る村の長老に確認してもらうほどだったと言います。しかしその人物は紛れもなく、息子のサコーンさんだったのです!一体どういうことなのでしょうか。

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事件の真相はこうです…サコーンさんは2016年1月からタイ南部で漁船に乗って仕事をしていたそうです。その間に、自身の身分証をミャンマー人に盗まれてしまい、カオ・ノン地区の役所で新たな身分証を発行してもらったと言います。つまりサコーンさんの身分証を持っていた人物は、サコーンさんではない何者かだったのです!警察は、火葬された遺体の身元を特定するため、捜査を再開する見込みです。

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死んだはずの息子が帰って来るなんて、両親にとっては気絶してしまうほどのサプライズだったことでしょう。それにしても、両親は身元確認の時に自分の息子でないと気づかなかったのでしょうか…実は身元確認の時点で、サコーンさんのいとこは、サコーンさんの前歯が欠けていたことを知っていたため、前歯が揃っている遺体に疑問を持っていたようです。皆さんも、いざという時に困らないように、家族とのコミュニケーションをお忘れなく…!