感動する動画:息子が車内でアルツハイマーの父親と一緒に歌う

テッド・マックダーモットは、80歳を迎えたイギリス人の男性です。テッドは数年前から、アルツハイマー病と闘っています。

「ここ数年で父の記憶はどんどん薄れていってしまいました。息子の僕がわからないこともあります。アルツハイマーは恐ろしい病気です。でも歌を歌っているときだけ、父は元の父に戻るんです。僕らはその時間をとても大切にしています」息子のサイモンが説明します。

こちらはサイモンがFacebookに投稿した、車内での父子の様子を撮影した動画です。そこには、テッドが生き生きと歌う姿がありました。

音楽に乗って、病気が進行する前の溌剌としたテッドが戻ってくるのだそうです。記憶の大半は失ってしまっても、昔得意でよく歌った歌は一言一句覚えています。実は若い頃から、イギリス各地の酒場やクラブを回るプロのシンガーとして活躍していました。

サイモンはテッドの為に開設したFacebookページやYouTubeチャンネルで父親が歌うビデオを公開しています。また、英アルツハイマー協会のヘルプライン(相談電話窓口)への募金ページも設置しています。そこを通じて集められた金額、10万英ポンド(約1,340万円)が英アルツハイマー協会に寄付されました。テッドの家族もこのサービスを過去に利用し、さまざまな支援を受けてきましたそうで、感謝の気持ちを表すために募金活動を開始したといいます。

現在テッドとサイモンは、少しずつではありますがレコーディングを進めており、近日CD等をリリースする予定なんだとか。売り上げの一部は、アルツハイマー病の研究へ寄付するそうです。

こちらは、ヘッドホンをつけて歌を練習するテッドです。

何だか胸が熱くなります。素晴らしい歌声ですね。

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