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放置されたその犬を発見した人々は、可愛い子犬だとばかり思っていた。しかし、子犬の尾骨を見た瞬間、恐怖に襲われた。

2017年4月、シンガポールの道路脇に佇む愛らしいゴールデンレトリーバーの子犬を通行人が見つけました。なぜこんな場所に子犬が?と驚いた通行人でしたが、抱き上げた瞬間、恐ろしい事実に気づきました。哀れな子犬は思わず目を背けたくなるようなひどい大怪我を負っていたのです。

なんと、子犬の尻尾が完全に切り落とされていたのでした….

通行人はすぐに子犬をバークウェイ・ペットヘルス動物病院に連れて行きました。動物病院関係者らは酷い虐待を受けた子犬の症状を見て衝撃を受けます。切り落とされた尻尾の付け根の傷口の内部にまで蛆がたかっており、早急な治療が必要でした。

その後、無事に退院した子犬は「ショーティ」と名付けられ、動物保護施設で引き取り先が見つかるまで過ごすことになりました。

 

ドッグトレーナーのサム・チェンがショーティの愛らしい写真をソーシャル・ネットワークに公開すると、シェア数はたちまち3,600を超えました。

「このような猟奇的で非道なことができるなんて、理解できません。シェアが広がることで犯人逮捕の足がかりになればと期待しています」

鋭利な刃物で切断されたような傷口の状態から見ても、事故により偶然尻尾を失ったと仮定するには無理がありました。やはりショーティも動物虐待の犠牲者である可能性が非常に高いと判断されています。

ショーティが保護された動物保護施設 Mutts and Mittens は最近、元気にボウルからミルクを飲むショーティの動画を公開しました。ショーティは現在、順調な回復を見せており、温かい家庭で新生活をスタートさせる日もそう遠くはないでしょう。シンガポール当局は悲惨な虐待であるとの見解から事件を調査しています。

無力な動物たちへの残虐な虐待は 理解しがたく、許すことはできない野蛮な行為です。悲惨な虐待の犠牲となったショーティですが、幸運にも心ある人々に救出され、新たな家庭を探す支援を受けることができました。こうした救いの手を差し伸べてくれる人々に出会わなければ、ショーティは過酷な運命から逃れることはできなかったでしょう。

 

早くショーティに愛情あふれる温かな家庭が見つかりますように!