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病院関係者はてっきり女性が妊娠していると思った。でも掛け布を外すした瞬間、祖母は思わず胸が熱くなった。

カルフォルニア在住のシェルビー・ヘンニック(21歳)の祖母が薬剤へのアレルギー反応によって病院に入院して以来、祖母は心の拠り所であった愛犬のパッツィーのことばかり想い、恋しがっていました。しかし免疫力が低下した入院患者のため衛生面での管理が何よりも大切な病院施設内ではペットを連れての来院は禁止されていました。すっかりふさぎ込んでしまった祖母を案じた孫のシェルビーはついにある奥の手を使うことにしました。シェルビーはパッツィーを掛け布で包むとお腹にの前で抱えました。まるで妊娠しているかのような姿で受付の前を通り、祖母の病室に向かったのでした。

最愛のパッツィーに面会できた祖母の喜びは言葉には言い表せないほどでした。

「パッツィーは始終おとなしく、私の腕をなめていました。祖母はパッツィーとの再会に感激のあまり泣き続け、私がその間に入る隙もないほどでした」とシェルビー。

通常、病院施設内への動物を連れての来院は禁止されており、院内感染の恐れのある免疫力が低下した入院患者はなおさら細菌やウイルスへの感染リスクが高いため、本来ならば避けるべき行為です。決してマネをしてはいけません。しかし、愛犬を恋しがるあまり、気落ちしてしまった祖母の姿をシェルビーは見ていられなかったのでした。

パッツィーのお見舞いが祖母の1日も早い回復につながるといいですね。