ちえとくをフォローする

人気の記事

健康そのものだった赤ん坊 母親の友人が屈んであることをしたため、これから一生悩まされることになる。

赤ちゃんを見ると、思わず触りたくなってしまう人は多くいます。友人や親戚が可愛い新しい家族の一員を見せに来てくれたら、抱っこして頬ずりしたくなる気持ちはわかります。しかし、一方親としては我が子に対する危険はどんな小さなのでも目を背けず知っておかなければなりません。そしてその危険から我が子を守る義務があります。それがたとえ親戚や友人といった最も親しい関係の人からもたらされる可能性のあるものでもです。

アメリカのアイオワ州デモインに住むサマンサ・ロジャースは、息子のジュリアーノの身に起こった悪夢のような状況を経験しました。

1歳の息子の口の周りに発疹がたくさんでき始めたかと思うと、それがすぐに両手、首、そしてお腹に広がっていったのです。

サマンサが息子を病院に連れて行くと、単なる発熱による発疹だろうと言われたそうです。しかしジュリアーノの体調はその後もどんどん悪化していき、発疹は体中に広がり、さらに赤みを帯びカサついていきました。

医師に処方された薬が効いていないことを心配したサマンサは、ジュリアーノを別の小児科医の元に連れて行きます。そうしてようやく本当の原因が明らかになりました。

口の周りから採取された皮膚の一部と唾液から、ジュリアーノがヘルペスに感染していたことがわかったのです。この信じがたい診断結果を受け、サマンサはすぐに息子の状態について情報収集を始めます。

感染経路としては、おそらくすでにヘルペス菌に感染していた誰かがそうとは知らずにジュリアーノにキスや頬ずりをし、接触感染させてしまったことが考えられました。口唇ヘルペスはヘルペスウイルスによって引き起こされ、増殖力は低く通常は8日から10日で治癒するものの、非常に感染しやすいという特徴を持っています。菌は皮膚や唾液、接触で伝染します。

GoFundme

通常、幼小児期の初感染であれば90%に症状はみられず、現れても非常に軽症ですみます。ジュリアーノは非常に珍しいケースと言えるでしょう。しかし一度感染してしまったら、ウイルスは一生消えることなく体に潜伏し続け、常に再発の可能性が伴います。

「息子が熱を出したり、病気になったするたびにまた発症するかもしれない、一生消えることのない問題です。かわいそうで胸がつぶれる思いですが、どうしてあげることもできません。私が言えることは、これは親友、兄弟、母親など誰にでも起こるということに気づいてほしいということです」サマンサは警告します。

「赤ん坊に会うときは、必ず手を洗ってください。もし口唇ヘルペスの人がいたら赤ちゃんには触らせず、あたりを消毒することをお勧めします」

もうすぐ退院するというジュリアーノは、順調に回復に向かっています。サマンサは募金サイトGoFundMeにページを設置し、息子の治療費用への寄付を呼びかけています。この若い母親は、今回のこの恐ろしい経験を機会と捉え、できるだけ多くの人々に無意識の愛情表現が危険を及ぼすことを伝えたいそうです。記事をシェアして友人や知人にもこの情報を教えてあげましょう!