ミリオネアであることを秘密にしていた老人が全財産を寄付

ラス・グレメルは素朴で幸福な長寿生活を送っています。しかし、実は70年間以上にもわたり、ラスは驚愕の秘密を誰にも明かすことなく隠し続けていたのです。

一見、退役軍人として穏やかな老後を送っているかのように見えた貧困家庭出身のラスでしたが、実はなんと、ミリオネアだったのです! 

大金持ちとなったことの始まりは、70年前に遡ります。兄弟からアメリカのドラッグストアチェーン「ウォルグリーンズ」の株を購入するよう勧められたことがきっかけでした。医薬品や化粧品、生活家庭用品は日常生活の必需品であることから、今後も企業の成長が見込めるという堅実な兄弟のアドバイスに若き日のラスは従ったのでした。

Youtube/NEWZZCAFE

当時、ラスがウォルグリーンズ社の株に投資した金額は現在の価値に置き換えると約1,000ドル(2017年7月現在、約11万円)でした。長い年月の間、ドラッグストアチェーン(とラスの投資)の株価は上昇を続け、ラスの配当金額は200万ドル(2017年7月現在、約2億2000万円)にまで達したのでした。慎ましい生活に満足していたラスは、株で得た資金に手を出すことはなく、誰にも話したこともありませんでした。

そして、98歳になったラスは、ある行動によって周囲を驚かせることになります。

人は誰でも善行をすべきとの信念から、ラスは395エーカーの土地を購入し国立公園に寄付したのでした。この寄付の背景には、現代の子供達に自分の子供時代のように、緑豊かな環境で自然に親しんでほしいとのラスの願いがありました。ラスにとって金銭的な財産とは、私たちの地球環境を守り、より豊かなものへと創り上げるための手段にすぎなかったのです。

この寛大な寄付の後、ラスが自分へのささやかなご褒美としてチワワを引き取った際、それを咎める者は誰一人いませんでした。愛らしい子犬とラスはたちまち大の仲良しになりました。

隠れミリオネアのラスの物語はこちらから視聴できます。(英語音声のみ)

自分のためにではなく、人々のため、未来の世代のため、惜しみなく資産を使ったラス。なかなか出来ることではありませんね。

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