レストランの前に冷蔵庫を設置、貧困問題に地域で立ち向かう素晴らしい取り組み

ミヌ・パウリーンは、インド南部の街コーチでレストランを経営している女性です。ミヌのレストラン「Pappadavada(パッパダヴァーダ)」の前には、他のレストランでは見られないあるものが設置されています。

それは毎日レストランで余る料理や食材を入れるための「冷蔵庫」です。

ホームレスなど食べものに困った人たちのために設置したもので、中に入っているものは誰でも自由に持っていくことができます。

Youtube/asianetnews

ミヌがこのアイディアを思いついたのは、ある夜のこと、深夜過ぎににホームレスの女性がレストランのゴミ箱から食べ物をあさっている姿を目撃したときでした。

「食べられるものを必死になって探している姿を見て、とても悲しくなった」

ミヌはそのとき、自分のレストランからまだ食べれる料理や食材が大量に廃棄されていることに気付いたのです。

ミヌは、ゴミから拾うのではなく、いつでも誰でも余った料理を自由に持っていける仕組みを作りました。余り物といっても残飯ではなく、ちゃんと食べられるもので、廃棄される余剰分が冷蔵庫に入れられます。

冷蔵庫は24時間、いつでも誰もが利用することができます。身分の確認などは一切行なっていません。

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この取り組みはレストランの客や地域の人々にも受け入れられ、多くの人に利用されるようになりました。

「Pappadavada」からは、一日75~80人分の食事を冷蔵庫に提供しているといいます。

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ミヌのレストラン以外にも、近隣の飲食店や地域の人々からも提供や差し入れがあるそうです。

「お金はあなたのもの。でも食べ物は人にとって大切な資源、それを無駄にしてはいけない。私は食べ物を無駄にしたくないという気持ちもあるけど、自分の持っているものを人々に分けたいという気持ちのほうが強いの」

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多くの路上生活者を抱えるインドの街で、地域の問題に地域で立ち向かう素晴らしい取り組みですね。

こちらがビデオです。

日本の食品廃棄量が世界でも1、2位を争うほど高いことをご存知でしょうか?こういった活動が世界中に広まっていくことを願うばかりです。

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