弟を体内に取り込んだ子供の命を救う医師

注意:この記事には衝撃的な画像が含まれています。

この世に生まれた我が子の顔を初めて目にする瞬間ほど心待ちにするものはないでしょう。感動的で幸せに満ちた瞬間です。

しかしインド北西に位置するラジャスタン州ピンドワラに住むクリ・バイにとって、待ち望んだ我が子との対面の瞬間は衝撃的なものになってしまいます。息子は非常に極端なケースの胎封入奇形胎児の症状を抱えて生まれてきたのです。

胎封入奇形胎児は胎児内胎児とも呼ばれ、非常に珍しく、2人からそれ以上の胎児が1つの子宮内で成長する過程で、他の胎児を取り込まれてしまうという症状です。多くの場合、取り込まれた胎児は宿主となった胎児の外見から直接確認できません。しかし稀に、取り込んまれた兄弟の体の一部が飛び出ている場合があります。

クリの息子は中でも特に重い症状を負っていました。まだ名付けられてさえいないこの生まれたての男の子には足が4本、手が3本、そしてペニスが2つありました。

ショックに打ちのめされたクリの家族は、ある恐ろしい計画を立てていました。生まれたばかりの息子を川に投げて溺死させようとしたのです。非常に信心深く、さまざまな差別や偏見が存在する社会で生きてきた一家にとって、この新生児は何か悪いことが起こる前触れとなる、悪魔の子供として映ったのです。

ところが一家がことを実行に移す前にこの赤ん坊の噂は広がり、ついにMatra-Chhaya病院のバラット・パル・ダンダ医師の耳に届きます。

医師はすぐにピンドワラに救急車を送り、母子を無事に病院へと搬送しました。すでに瀕死の状態にあった赤ん坊の命をつなぎとめるためには手術が必要でした。

バラット・パル・ダンダ医師はより良い医療設備を備えた病院に母子を移し、無償で治療にあたりました。赤ん坊が自立して動くことができるように必要な処置を施したのです。長時間に及んだ危険性の高い手術の末、赤ん坊に寄生した状態にあった双子の体を取り除きました。

困難を極めた手術は功を奏し、命の危機を乗り越えた赤ん坊は病院で順調に回復しています。手術を経た今、この赤ん坊にはこれからの長い人生を生きる機会が与えられたのです。

この赤ん坊が誕生したというニュースが素早く広まって良かったですね。誰も犯罪に手を染めることなく、赤ん坊の命が救われたのですから。

出典

Daily Mail

コメント

おすすめの記事