老人ホーム入所直後のおばあちゃんの気がかりな行動

 ある日の夜のこと、とある家族が年老いて身体が弱くなったお婆さんを老人ホームに入所させました。 自宅よりも老人ホームなら安心して専門家によるケアを受けさせることができると考えたからです。

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 入所翌日、老人ホームの介護士さんはお婆さんを入浴させてくれ、おいしい朝食を作ってくれました。祖母は窓のそばに座り、外の庭の可愛らしい花々を眺めることもできました。

 お婆さんの具合は問題ないように見えましたが、なぜかふとした拍子に少しずつ右によろめいてしまいます。気の利く介護士さんはすぐに駆けつけ、祖母の体を支え、ちゃんと立たせてくれました。

 それから数分後、お婆は特に変わった様子もなくすごしていたのですが、またすぐに横に傾いていきます。すると介護士さんは再び祖母のもとに近寄り、背中を支えてしっかり立てるよう介助してくれました。そんなことが午前中、ずっと続きました。

 次の日、お婆さんの家族がこの老人ホームを訪れ、新しい環境に馴染んでいるかを確認しに来ました。

「おばあちゃん、ここの生活はどう? みんなしっかり世話してくれてる?」家族は尋ねます。

「まあ特に問題はないわね」お婆さんは答えます。

「ただ一つだけ、不満があるのよ。あの介護士さんたち、どうやっても私にオナラさせてくれないのよ」

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