歩道を引きずられていく少女を目撃した男性。少女が口の動きだけで発した一言に、背筋が凍りついた。

誰もが忙しそうに行き交う街中で、何かおかしなことを見かけても立ち止まることはほとんどないのではないでしょうか。 困っている人がいても、手を差し伸べるどころか無視して通り過ぎていく人がほとんどです。

だからこそ、この11歳の少女の元に現れた救世主のエピソードは、多くの人々の心を打ちました。

アメリカ人男性ナジール・エラヒーはある日、市街を歩いていてある光景に気がつき、すぐさま何かがおかしいと直感しました。

ナジールは、単なる思い違いかもしれないし、余計なお世話かもしれないと思いつつ、立ち止まり様子を見ることにしました。

男性が少女の腕を掴み、ほとんど引きずるような状態で無理やりどこかに連れて行こうとしていたのです。しかし父娘や親族関係かもしれず、それほど珍しい光景でもありません。それでも何かおかしいという感覚はナジールの心から消えることはありませんでした。

数分間この2人のやりとりを見ていたナジールは、少女にアイコンタクトを取ります。すると少女はナジールが助けようとしているということを読み取ったのか、声に出さずにこう口を動かしました。「助けて」。ナジールの背筋が凍りつきました。

即座にナジールは2人に近づき、少女にこの男性は知り合いかと尋ねました。少女がいいえと答えると、ナジールは男性に一体何をしているのか尋ねます。少女を家に連れて行こうとしているのだと言う男性。ナジールが警察に通報する間にこの男性は逃げ出しました。

ナジールは男性を追って走り、近くのスーパーマーケットで男性を取り押さえ警察を待ちました。こうしてジェシー・ウーダード・Jr(37)は、11歳の少女の誘拐未遂で逮捕されました。

「もしあの男が女の子を連れ去っていたとしたら、レイプしたか殺害していたかもしれない」ナジールは言います。「自分で懲らしめてやろうかとも思ったけど、警察を呼んで女の子の安全を確保したのは正解だった」

こうして少女はあと一歩というところで危機を免れ、両親の元に無事帰りました。このエピソードの反響に驚くナジールは、自分は普通のことをしただけと言います。おかしいと思ったことは立ち止まって見て見ぬ振りをしない、というのは当たり前かもしれませんが、実際は勇気のいる行動です。

この当たり前の行為の大切さを広げるためにも、このエピソードをぜひシェアしてください。

コメント

おすすめの記事