【会場が一体となる】テニスのナダルが急にサーブを中止した。その理由に悪童マッケンローも涙が止まらなかった。

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ジョン・マッケンロー…テニス界のレジェンドとしてその名を記憶している人は多いでしょう。シングルス・ダブルスともに世界ランキング1位になったことのある類稀な選手で、名実ともにアメリカのテニス選手の代名詞的な存在です。しかし、試合中に暴言を発したり、ラケットを投げつけたりするなど気性が荒いことでも有名で、人々は彼をこう呼びました。「悪童」と。

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しかしそんな手のつけられない悪童・マッケンローがコート上で感極まって涙を流すという異例の出来事が起こりました。その出来事の引き金となったのは、こちらもスペインの名実ともにナンバーワンのプレイヤー、ラファエル・ナダルです。その闘志をむき出しにしたアツいプレーで、女性からの人気が高いナダル。その珍事は、2016年、スペインでのナダルとマッケンローのエキシビジョンマッチの最中に起こりました。

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ナダルは同じく現役のシモン・ソルバスとペアを組み、マッケンローとカルロス・モヤという引退したテニス界の伝説的ペアとダブルスで試合をしていました。現役のスーパースターと、引退したレジェンドたちの試合に、観客の興奮も高まっていたことでしょう。

競り合うゲームの中、サーブをマッケンローに打ち込もうとしたナダルが、ふと観客席の方を見やりました。そしてそのまま、動かなくなってしまったのです。一体、どういうことだ…?マッケンローも怪訝そうに、ナダルの視線の先を見ます。それに気づいた観客たちも、ナダルが見つめる先を次々と振り返っていきます。

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その視線の先には、警備員に何かを必死に訴えている、女性の姿がありました。誰かの名前を呼んでいるようです。ナダルの視線が向けられたことにより、会場中がその女性の動向に注目しました。そして会場中の人たちが、一緒にその名を呼び始めました。

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その名の持ち主が、ここにいました!そう、この女性は、会場ではぐれてしまった幼い娘を必死に探していたのです!会場が一体になって、この小さな女の子を見つけ出すことができました。母親は、女の子のもとに駆け寄ります。小さな女の子は安堵からか大泣きしてしまいますが、母親は大丈夫よと言わんばかりに強く抱きしめます。この会場が一体となった救出劇に、観客からの拍手が止まりません!

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ナダルも、「良かったね」といった表情。

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これには悪童マッケンローも感極まります。

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そのあと、何事もなかったように試合を再開したナダル。圧倒的パワーでレジェンドペアを下しました。ナダルがコート外で見せたこの優しさに賞賛の声が集まる一方で、マッケンローの目にも涙が浮かんだことで時代は変わったとしみじみしたファンも多かったかもしれません。(もっとも、悪童だけに、嘘泣きで茶化しただけではないかとの意見もありますが…。)

これからも新旧のレジェンドたちは、テニス界を盛り上げていくに違いありません。ことの一部始終はYoutubeでも視聴できますので、会場の一体感を感じて見たい方はご覧になってみてはいかがでしょうか。

出典

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