自動車事故で兄を失った女性。10年後の誕生日に両親は彼女に秘密を明かした。

ラテンアメリカの国々では、女の子の15歳の誕生日は特別です。女の子の15歳の誕生日を盛大に祝う習慣があります。 「Quinceañera(キンセニエラ)」と呼ばれる、15歳になった女の子の大人の女性への第一歩をお祝いする伝統の儀式です。アメリカ、テキサス州ベナヴィディスに暮らすモニーク・サリナスも、この日を心待ちにしていました。

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モニークの家族には、ある悲しい過去があります。10年前、モニークの兄マイキーが交通事故でなくなりました。当時モニークは5歳、毎日マイキーのことを思い出しては泣いていたといいます。

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当時、他の病気などで困っている子供たちを助けたいとの願いから、両親はマイキーの死後、悲しみの中でも彼の臓器提供を決断しました。

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この家族の決断により、レシピエントとなった一人の少女の命が救われました。

当時8歳だったオードリー・リーブスは、先天性の心臓病を患い、マイキーから心臓と肝臓の提供を受ける前にすでに2度の移植手術を試み、いずれも拒絶反応を起こしてしまっていました。マイキーの心臓は移植後オードリーの体の中で無事鼓動を刻み、その後も拒絶されることなく馴染んでいきます。以来、オードリーは18歳になった今も健康な生活を送っています。

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臓器提供は匿名で行われていたため、オードリーもマイキーの家族も、お互いの家族についての情報は一切知りませんでした。マイキーの家族に至っては、臓器提供が成功に終わったかさえも知らされていなかったのです。オードリーのその後の経過の詳細がマイキーの両親に送られたのは、息子の臓器提供から10年後のことでした。マイキーの両親はオードリーが健康に暮らせていることを知って喜び、彼女をモニークのキンセニエラに招待することにしたのです。娘のモニークには、そのことを知らせずに...。

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キンセニエラ当日、モニークは嬉しさでいっぱいでしたが、やはり兄がその場に居ない事を悲しく思っていたといいます。

パーティーが始まったとき、モニークの両親以外はオードリーと彼女の母親が誰であるかを知るゲストはいませんでした。踊りの披露などが一通り終わった後、モニークの両親が2人を会場のみんなに紹介します。マイキーの心臓が、その部屋にいる女の子の胸の中で生き続けている事を伝えたのです。モニークは突然のことに驚き、そして涙しました。

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オードリーがモニークに歩み寄ると、2人は抱き合い、一緒に涙を流しました。そのとき、二人は一目惚れのような感覚を感じたといいます。

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モニークは、オードリーの体の中でマイキーの心臓の力強い鼓動をしっかりと感じ取りました。

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そしてオードリーはモニークに、必要な時には自分がいつでもお兄さんの代わりになると約束しました。

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このエピソードを紹介した動画はこちらで視聴できます。

この二つの家族が、マイキーによって繋がれた瞬間でした。

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