不気味なほどリアルな人形を作るロシア人アーティスト

ロシア人アーティストのミカエル・ザジコフ氏は、2009年に大学を卒業した後、しばらく人形劇のシアターで働いていました。 彼の作り上げる今にも動き出しそうな、生々しくリアルな人形たちは、やがて話題を呼ぶようになります。

その人形たちはどのようにして生まれるのでしょう。

まずはスケッチです。これが人形のベースになります。

続いて土台になる胴体と手足を作ります。人形は全部で12 の部品で構成されており、さまざまなポーズが取れるようになっています。

オーブンで焼く工程はすこし不気味ですが、この過程を経て粘土が硬化されます。

特に気を使うのは、人形の一番重要なパーツである頭部の制作です。ベースはなんとアルミホイル。その上にポリマークレイという色のついた粘土を乗せ、形を整えた後、胴体と同じ様にオーブンで加熱硬化させます。

続いて着色。一筆一筆丁寧に仕上げられていきます。

手ももちろん手作りです。針金のベースにポリマークレイを乗せ、加熱硬化し、着色します。爪などは本物みたいですね。

眼と眉毛、まつ毛が加えられ、命が吹き込まれていきます。頭髪は、アンゴラ山羊から取れるフランス産のモヘアです。

人形の服も、すべてがザジコフ氏の手作りだといいます。小さな靴も手縫いで作られた革製です。

服やヘアピースは、1910年代スタイルの絹、バチスト、アンティークのレースなどを使ってリアルに作り込まれています。

まるで、人形ではなく衣装を着た生きた少女たちのようです。

これがザジコフ氏とその人形たちです。

日本の人形作家、恋月姫のドールたちもリアルですが、ザジコフの人形はまた違った方向にリアルさを推し進めているようです。

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