失踪した犬が数時間後、首にメモをつけて戻ってきた。

マロリン・ダイバーは、ニュージーランド南部に位置するアレクサンドラで農業を営む両親とシェパード犬のルイと暮らしています。 ダイバー家の愛犬ルイは、幼い頃から周辺の豊かな自然の中で走り回り、数時間ほど林の中に姿を消すことは日常茶飯事でした。マロリンがルイにまつわるあるエピソードをソーシャルメディアに投稿し、これが反響を呼んでいます。

子犬の頃から自由奔放なルイも、年齢を重ねるにつれて雲隠れの時間は減っていきました。そして12歳になった今、ルイが家から離れるのは散歩の時間だけになっていました。ところが今年10月初旬、ルイが再び姿を消します。

imgur / forte10

あちこちルイを探し回ったものの成果も見えず、家族はいつものことながら不安に駆られていました。もしかしたら帰り道がわからず迷子になっているのかもしれない....。

心配で仕事も手につかないほどの数時間を経て、ようやくルイが見つかりました。家の駐車場に姿を現したルイに一家はホッと一息つきましたが、ルイは様子がおかしく、息も絶えだえで自力で立っているのがやっとのようでした。

野生動物に襲われたのか、それとも誰かにいじめられた可能性を考えていたとき、ルイの首輪にボール紙がくくりつけられているのを発見します。そして紙片にはメモが走り書きされていました。

「ルイはヒーローだ!枝に挟まって動けなくなっていたマディのところに私を導いてくれた。ありがとう。ロブより」

家族全員の顔から不安が消えていきました。ロブはダイバー家から1.5kmほど離れた場所で愛犬マディとクラス暮らす農家です。メモ書きから、とにかくルイの身に危険が及んだわけではなさそうということはわかりましたが、詳しい状況は依然不明のまま。そこで一家は電話でロブに事情を聞くことにしました。

Facebook / Dillon Master

ルイが失踪した日、ロブも朝からマディを探していました。

探索の途中、ルイがどこからともなく現れると、ロブを引っ張るようにしてどこかに連れて行こうとします。素直にルイの後を追ったロブは、枝に挟まれて動けなくなっているマディを発見したのです。マディはしばらくの間そこに挟まっていたようですが、怪我はなく無事でした。

ロブはルイのこの英雄的な行動を飼い主に伝えるため、首輪にメモをつけて家に帰しました。

imgur / forte10

この話を聞いた家族が愛犬の賢さと素直さ、そして優しさに感動したことは言うまでもありません。ルイはこの救出劇から数日間は横たわったまま動けないほど弱っていました。ルイは自らの体力を顧みず、マディの元にロブを導いたのです。

現在は再び元気を取り戻し、農場をゆっくりと歩くのが日課というルイ。これからも家族とともに豊かな日々を送ることでしょう。

出典

thedodo, Uplift

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