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車にこれを見つけたら、運が良いのではなく、運が悪い証拠。

泥棒や詐欺師は、つねに私たちの隙を狙っています。油断してしまったばかりに、財布や鞄、車、ときには命だって失いかねません。最近、海外で流行っている悪質な泥棒テクがあります。日本にも輸入されないよう、事前に対策をとっておきましょう。

近年では、防犯装置などのテクノロジー発達によって泥棒も仕事がやりにくくなっています。例えば車の盗難などは特殊な器具無しではなかなかでくなくなっています。日本でも、2003年には6万5000台だった自動車盗難件数が2014年には1万6000台まで減っています。しかし、泥棒の中には時代の流れに負けずに創意工夫を凝らしながら生き続けている輩もいるのです。

例えば:ある日の午後、あなたはスーパーでの買い物を済ませ、駐車場の車へと向かいます。トランクに買ったものを詰めて運転席に乗り込み、キーを差し込んでエンジンをかけます。そのとき、ふと前方に目をやるとワイパーに何かが挟まっているのに気がつきます。万札です。

ここで「ラッキー」と思ってしまった方は、くれぐれも気をつけてください。まんまと泥棒の手口に引っかかってしまうかもしれません。暗い駐車場などでは、運転席に座ってからでないと万札の存在に気がつけない場合があります。また、万札を確認しにいく(取りにいく)ためには車から一度出なくてはなりません。

エンジンをかけたまま車から出てしまい、その隙に近くに隠れていた泥棒がそのまま乗り込んで走り去ってしまった、という事件が今世界各地で起きているそうです。

カイリー・ヴィーマンは、実際にこの手の被害に遭いました。クリスマスのショッピングを済ませて車に乗り込むんだとき、彼女はワイパーに100ドル札が挟まっていることに気がつきました。この写真を撮るまでは、「きっと優しいどこかの誰かが若い私のために、お恵みをくださったんだわ!」とのんきに信じきっていました。

「先週、141沿いのグラヴォア・ブラッフス・プラザのマイケルズに買い物に行った。家族の初めてのクリスマスのために、ママと一緒にクリスマスツリーの飾り付けを買いにいったの。買い物を終え、車に戻り、ママと別れてエリーをやっとの思いでベビーシートに乗せて、さあ家に帰ろうと運転を始めた。しばらく走ってたら、ワイパーに100ドル札が挟まってるのが分かった。私はてっきり誰かが…」

車を停止させて、車の外に出たカイリはお札がニセモノであることに気がつきました。お札に似せた紙切れには、一言「本物だと思っただろう?」と書いてあったそうです。後部座席の1歳の息子が車と一緒に連れて行かれてたらと思うと、ゾッとしました。気がついたのが運転を始めた後で本当にラッキーでした。

簡単なトリックですね。クリエイティブで賢い手口ですが本当に効果的なのかな?と思ってしまいます。泥棒たちも必死なのかもしれません。