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ジーンとくる話

道に捨てられていたところを救助された子犬、3時間後に大量の毛から解放される

動物に対する人間の残虐な行為を聞いたり見るたびに悲しい気持ちになります。ベトナムの動物権利活動家が一匹の犬を見つけたとき、彼は言葉を失ってしまいました。犬は口の周りに粘着テープがきつく巻きつけられていたのです。犬はその状態のままでかなりの間を過ごしていたようでした。

*注意:過激な描写の内容が含まれます。

Youtube/ Smilemore

この怯えきった犬は、これまで多くの恐怖を経験してきたに違いありません。

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粘着テープは顔に深くに食い込んでいたため、獣医は切断に細心の注意を払わねばなりませんでした。

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テープは被毛と肉を切り裂き、骨まで達していました。

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ようやくテープが完全に取り除かれ、まともな食事をとることができました。その後犬は「ラッキー」と名付けられます。

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餌を食べ終わると、鼻の周りには感染症を防ぐ為に包帯が何重にも巻かれました。

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数日後、ラッキーの毛並みは見違えて良くなりました。ラッキーは救助者たちに見守られながら、ゆっくりと回復へと向かっています。

こちらは、ラッキーの救出・保護をドキュメントした動画です。

ラッキーの口の周りには見逃しようのない傷が残っています。それでもラッキーは元気で、世話をしてくれる人の膝に乗って抱かれるほど人を信頼できるようになりました。

救出されなければ、餓死という悲惨な死を遂げていたに違いありません。無防備な動物たちをこうした残虐行為から守るためにも、加害者が裁かれることを切に願いますが、多くの場合は目撃者も証言者も証拠も無いというのが現実なのです。