見捨てられていたホームレスの男性、地域住民に助けられる

ルシアーノは、ペルーのフェレナフェのある街角で路上生活をしているホームレスの男性です。 もう何年も前からこの辺りを彷徨っている彼の爪は伸びきり、髪は伸び放題で絡み合い、服も汚れて所々に穴が開いていました。その上、ルシアーノは統合失調症らしく、街の住人たちからはその奇妙な行動や言動をからかわれ、長いこと無視され続けてきたのです。近所の人で知らない人はいないほどでしたが、この状況からルシアーノを助けてくれる人が誰もいませんでした。

YouTube/TVuniverso

すでに(自称)85歳という高齢の彼の姿は、人々の目にはとまらないようでした。何一つ犯罪も犯していないにもかかわらず、ルシアーノはまるで無視されつづけるという過酷な刑に処されているような状況だったのです。

そんなルシアーノにある日、救いの手が差し伸べられます。

見て見ぬ振りを続けるのはやめよう、と町内会「サン・マルチン」のメンバーたちや地域の教会と協力して、ルシアーノを助けることにしたのです。

Imgur

ある週末、ルシアーノを教会メンバーの家に招き、風呂に入れてあげ、爪を切り、新しい服を着せてあげました。

散髪をしてもらい、伸び放題だったヒゲもきれいに剃ってもらいました。

そして住民登録を行い、ルシアーノは生まれて初めて身分証明書を受け取りました。この簡単な手続きにより、国から医療や食料などの最低限のサポートが貰えるようになります。

まるで別人です。

目にも輝きが戻ったようですね。

ひとりで助けを求められず苦しんでいる人を知っているのであれば、声をかけ、手を差し伸べてあげて下さい。100人は救えないかもしれませんが、しかし身近にいるたった一人を確実に救うことができるかもしれません。必要なのは、ほんの少しの優しさや行動だったりします。

街の人々に見守られながらルシアーノがこれから穏やかな生活を手に入れることができるよう、心より応援しています!

ルシアーノのエピソードはこちらの動画で紹介されていました。

コメント

おすすめの記事