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トイレで30分間スマホゲームに熱中した男性が直腸を出してしまう

注意:想像すると気分が悪くなる内容を含んでいます。特に食事中は閲覧をご遠慮ください。

中国南部に暮らす男性は、ある日常的な体の作用が災いして病院に担ぎ込まれることになってしまいました。日頃から便秘に苦しんでいた男性は、便座に座ってお告げのくるのを待ちながらスマホゲームに熱中していました。30分後、男性は不要なものをスッキリさせるどころか、大事な体の一部まで排出してしまったのです。全長16cmにわたる直腸が出ているではありませんか。

直腸は大腸の最終部分で体に吸収されず残った食物のカスが溜まっており、肛門に直結しています。肛門を包む骨盤底筋が弱いと、直腸がひっくり返した靴下のようにひっくり返って肛門から出てくることがあります。つまり直腸脱と言われる状態です。

広東省中山市出身のこの男性は、緊急搬送され手術が行われました。手術を担当したス・ダン医師はこう説明します。「患者は4歳の頃から直腸脱を起こしていましたが、その都度引っ込めていたようです。すぐに治療する必要がありましたが、治療せずに放っておいたため症状は次第に悪化していったのです」

聞きなれない直腸脱という症状ですが、実際、幼い子供や高齢者は直腸脱になる場合も多いそうです。排便時に腹圧を加えた時や、冷え込んだ時に脱出しやすいのだとか。ス・ダン医師によれば、便秘だった男性は便座に30分も座ってゲームに興じていたため、骨盤底筋が伸びてしまい直腸が出てしまったそうです。

男性は現在順調に回復しているそうですが、股の間からぶら下がった直腸を見たときのショックから立ち直るにはしばらくかかりそうです。