ジャスティン・ビーバー殺害計画を企てた狂囚人

2012年、アメリカの刑務所に殺人罪で服役中の男が、ある国際的スーパーアイドルの殺害計画を実行に移そうとしていました。現在もニューメキシコ州の刑務所に服役中のダナ・マーティン(49)という男性囚人が企てたこの殺人計画は、思わず背筋がゾッとするような残酷な内容です。

2000年、マーティンは15歳の少女への強姦殺人罪で終身刑に処され、獄中で独房に収監されていた時期から大人気ポップスター、ジャスティン・ビーバーの虜になっていきます。ジャスティンの曲を何時間も聴き続け、腿にスターの名前を刺青で彫り、何百通ものファンレターを書きました。

スキャンダルに事欠かないジャスティン・ビーバーがクリーンなイメージを捨つつ、スーパーアイドルとして不動の地位を獲得していく一方で、監獄からのファンレターには返信は届きませんでした。こうしてマーティンのビーバーへの愛情はあっという間に憎しみへと変化していきます。ダナ・マーティンがジャスティン・ビーバーを殺そうと決めたのはこの頃だったといいます。

 

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収監中のマーティンでしたが刑務所で知り合った元囚人のマーク・スタークに連絡を取り、このスタークを殺し屋として雇ったのです。

マーティンの詳細に至り、かつ残忍な計画はこうでした。

スタークとの甥であるタナー・ルエインを仲間に引き入れ、ニューヨークでジャスティン・ビーバーをコンサート後に襲い、マーティンの最初の殺人の手口と同じくネクタイで絞殺。その後23歳のポップスターの睾丸を切除して計画成功の証としてマーティンの元へ送るようスタークに命じていたと言われています。

この計画が実行される前に、殺しを引き受けた2人は国境の関門で逮捕されました。このとき、車のトランクからはビーバーの男性器を切り取るために用意したと見られる植木バサミが押収されています。ジャスティン・ビーバー殺人計画は頓挫したものの、マーティンはアメリカのライフスタイル雑誌Detailsの気味の悪いインタビュー記事の中でこのエピソードについて触れています。

「別に自分のことを知って欲しいわけじゃない。ただジャスティンが変わってしまったことに対して怒ってるだけだ」

「(ジャスティンが)かわいい子だってことはみんな知ってるだろ。一緒に寝たいかって?ああ。違法じゃないんだから、たぶんね。州の検察官に罪を認めるって書いたんだ。ジャスティン・ビーバーに会いたい、ともね。たぶん実現しないだろう。検察側にとっては理解できない考えみたいだ」

Shutterstock/D Free

殺人計画が未遂に終わったことは幸いでした。もちろんこの危険な男は一生、去勢しようとした大スターに近づくことはできません。ダナ・マーティンが2度と人に危害を加えないという保証はありませんが、監獄にいる間はひとまず安心です。

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