手に負えず捨てられ、街を彷徨っていた狼犬(ウルフドッグ)が保護される

犬は、ロサンゼルス在住の女性によって発見されました。あまりにも「恐ろしい」外見だったため、女性は距離を取りながら写真を撮り動物保護団体に写真を送りました。 写真を確認した保護団体のスタッフにも、犬の犬種が全くわからなかったそうです

それは、この犬がイヌとオオカミの交雑犬の「狼犬(おおかみけん、ウルフドッグ)」で、保護団体のボランティア・スタッフは今まで狼犬を見たことがなかったためでした。現場に到着した女性スタッフが保護しようとすると狼犬は逃げてしまい、なかなか捕獲することができません。しかし、状態が非常に悪く、早急な手当を必要としていることは明らかでした。

「全身から出血していました。傷口からは膿がにじみ出ていて、毛の下には皮と骨しかないような状態でした」

首についた首輪から、以前は誰かに飼われていたことが分り、心ない飼い主によって病気のため捨てられてしまったのではないかと考えられました。その後、「ジュリア」と名付られた狼犬ははじめ強い警戒心を見せていたものの、おやつをあげながら優しい声をかけ続けてやると、次第にその恐怖は取り除かれていったようでした。

シェルター到着後、ジュリアの治療がすぐさま開始されます。

YouTube/Hope For Paws

薬品を入れたお風呂で、体を優しく洗い流していきます。

ジュリアは食欲がなく、免疫力も弱っており、何よりも精神的に深く傷付いていました。

YouTube/Hope For Paws

完全な回復までには時間がかかることが予想されたものの、数日後には尻尾が触れるほど元気な姿を見せていました。この回復力には獣医も驚かされたそうです。

やがて体の回復を待ち、別の施設で暮らすようになってから数ヶ月後、ジュリアに新しい家族が見つかりました!今は愛情をたっぷり受けながら、穏やかな毎日を送っているそうです。

こちらは、ジュリアの救出をドキュメントした動画です。(英語音声のみ)

狼犬は知能が高い犬種ですが独立性が非常に強く、ブリーダーやトレーナーとして熟練した者でなければ完全にしつけることは難しいとされています。頭数も少なく、多くの人はその生態をよく理解していません。普通の犬と違う育て方が必要なため、ペットとして飼った人の手に負えなくなり捨てられてしまうことがあるようです。動物を飼う時には、どのようなケアが必要なのかをしっかり理解してから飼いたいですね。

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