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4歳の息子が亡くなった後、母親は墓の前で息子に合図を送って欲しいと願った。墓を撮影した動画の0:21の出来事に母親は涙が止まらなかった。

2014年4月、ジャック・ロビンソンはわずか4歳にして脳腫瘍を患いこの世を去りました。ジャックの双子の弟、姉と両親は大きな喪失感を味わいました。残された家族の胸にはぽっかりと大きな穴が開いたかのようでした。

 

ジャックの3回目の命日、母親のマリーはイギリスのハンプシャーの自宅にほど近いジャックの墓参りに向かいました。お墓の前でマリーはかがみこんで祈りました。    

「ジャック、お願いだからママの声があなたに届いていることをママに伝えて」

その直後、愛しい息子の墓を携帯電話で撮影していた際に起きた出来事にマリーは感極まり涙を流しました。

突然、どこからともなく現れたコマドリがジャックの墓の上にとまり、そしてマリーの手にとまったのです。

「コマドリはじっと私の顔を見ていたかと思うと、私の肩にとまり、私を2回軽くつつきました。ジャックからのメッセージだと受け止め、涙が出ました」

愛らしい小鳥はマリーに亡き息子を思い出させました。まるでこの小さな生き物がジャックの新たな世話役となって墓を見守り、家族との絆を結ぶんでいるかのようでした。ジャックは家族の心の中にいつまでも生き続けることでしょう。深い嘆きの中、誰よりも慰めを必要としていた母親に訪れた実に素晴らしいひとときでした。