祖母が受け取った70年以上前の手紙に孫が隠れメッセージを見つける

Twitterユーザーの台湾人 (@Taiwanjin)さんは、おばあちゃんに70年前に友達にノートに書いてもらったという手紙を見せてもらいました。日付は1945年。達筆の文字で書かれた、詩のような美しい別れのメッセージでした。

春だ春…
草木も なびく常夏の蓬莱へ
御旗は はためく 青天の
元気を 失はず 新しき出発よ
気と心で結ぶ 新台湾
では さやうなら

 この手紙を見た台湾人さんは、ふとあることに気がつきます。

71年の時を超えて、春草さんに野口さんからの隠しメッセージが届いた瞬間でした。

台湾人さんの祖母、春草さんは、戦時中台湾の高雄海軍工作部で働いていたそうです。工作部は第2次世界大戦終結までに存在していた船の保守点検・修理を行なう施設で、そこの病舎で春草さんは最年少で唯一の台湾人でした。終戦後、日本人の仲間は皆台湾から引き揚げることに。その際に受け取った記念の手紙や写真の数々を、春草さんは命の次に大切なものとして保管していました。

ノートに書いてもらった手紙にはいずれも、春草さんに対する温かい励ましの言葉が綴られていました。

中でも台湾人さんの心を掴んだのは、道源軍医長からの手紙でした。

新しい東亜 それは中国と日本とが本当に握手する事です
貴女も大いに努力して下さい。そして、立派な良い結婚をする事。女の子の道を正しく行く事。
元気で、朗らかに、明るく。苦しみに決して負けぬ様に。
何時も、健康体であることを祈ります。
又 會ふ日迄。サヨナラ。
道源軍医長
春草さんへ

メールとは違い、字で書き残す手紙には不思議と思いが込められるようですね。春草さんが、皆にとても愛されていたことがよくわかります。終戦直後の混乱の中で、春草さんも仲間からの温かい言葉に力をもらえたことと思います。素敵なエピソードでした。

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