犬に思いっきり蹴りを入れようとした少年。でも後に、自分におしっこをかけた犬を飼うことにした。

今年10月、ある動画がネットで話題になりました。動画では、路肩に腰掛け、携帯電話をいじる少年に犬がおしっこをかける様子が捉えられています。 気づいた少年は立ち上がり、逃げる犬を蹴ろうとします。

動画を見た多くの人は、あんなところに座っていた少年の方に非がある、蹴りが当たっていたら犬は怪我をしていたかもしれないなど、少年が犬を蹴ろうとした行為を非難しました。しかしこの後の展開は、インターネット上の動画だけを見て個人の人格を判断するのは間違っているのかもしれないということを教えてくれます。

渦中の人物の名はヘインズ・サンチェス、リオ・デ・ジャネイロに住んでいます。

ヘインズは、動画が公開されたことで多くの人々からの批判の的となったことにショックを受けたようでした。そして動画が撮影されたその後の顛末をソーシャルメディアに投稿しました。

「おはようございます。今朝、僕におしっこをかけたあの犬の飼い主を突き止めようと犬を探しに出かけた。それであの犬は野良犬だったってことがわかりました」

「でもあの犬にはもう帰る家があるんだ!僕が家に連れ帰ったからね。餌も水もやって散歩もしてる。僕はみんなが言うような悪い人間じゃない。ただあの時はかっとなっただけなんだ」

「この動画を見ればわかるけど、僕の蹴りは全然かすってもいないし、本当に蹴ろうとしていないことは明らかだ。あのあと犬を追いかけもしなかったし、石だって投げなかった」

ヘインズはこの犬をエンゾと名付け、Facebookページでエンゾの日々の様子を投稿しています。

インターネットに投稿された一瞬の動画や写真を理由に会ったこともない人を批判するというのはよくあること。ヘインズのエピソードは、動画や写真はその人の人生のほんの一瞬のことしか教えてくれないということを改めて教えてくれるのでないでしょうか。

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