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2人の男性は自らの死を撮影した。そこに映っていたものが鳥肌もの。

イギリス人のマイケル・オーエン(21)とカイル・ケアフォード(20)は、自分たちの死の瞬間が捉えた動画が公開されることになるなんて、予想していなかったでしょう。2人は交通事故で亡くなりました。動画は彼ら自身が撮影したもので、2人の死後、遺族が多くの人に同じ過ちをおかして欲しくないという願いを込めて公開に踏み切りました。

事故当日、マイケルとカイルはドライブをしていました。カイルがハンドルを握り、マイケルが携帯のカメラでその様子を撮影。お互いジョークを飛ばしながら楽げに時間を過ごしているようですが、マイケルは何度となくカイルに速度を落とすように注意しています。そして「お前、これ90だぞ!」とマイケルが言った直後、車は教会の壁に激突します。

Facebook/RIP Michael Owen Kyle Careford

その衝突の後も携帯は撮影モードのまま撮影を続けます。「聞こえる?聞こえる?警察に連絡しないと。救急車が今来ます」と車に駆け寄ってきた女性の声も録音されています。しかし、その時すでにマイケルとカイルは亡くなっていたのです。速度制限が時速30マイル(48km/h)の道で90マイル (144km/h)で暴走していた2人の体からはドラッグを使った形跡も見つかり、その上なんとカイルは無免許でした。

Facebook/RIP Michael Owen Kyle Careford

事故から半年後、2人の家族は批判を覚悟でビデオを公開しました。それについて、マイケルの母のカット・オーエンは次のようにコメントしています。

「私もなぜ2人があのような行動をとったのか理解しかねます。2人のした事は彼ら自身の責任です。でもこの動画から一人でも多くの人が学べるのであれば、少しでも世のためになると思ったのです。ほんの束の間の楽しみが、とんでもない結果に繋がることもあるということを学んで欲しいのです」

Facebook/RIP Michael Owen Kyle Careford

「若いからといって何でもできると思うのは間違っています。自分たちの命にも、他の人たちの命にも大切な価値があるということを理解し、事故を起こせば周りの人たちに、どれだけ辛い思いをさせるかということをわかって欲しいのです」

Facebook/RIP Michael Owen Kyle Careford

【閲覧注意】

日本も時々合法ドラッグなどの事故が報道されますが、この様に実際に撮影されたビデオが公開されることはまずありません。ドラッグの影響と速度制限の3倍の速度での衝突。恐ろしいです。