ジョーク
婦人科の先生が見たものを彼女は後になって知った。あわわわわわ!
診察室で先生が見たものを彼女は後になって知った。
今朝の10時、私は婦人科に予約を入れていた。でも予約時間の1時間前に病院から「30分早めに来て欲しい」と連絡が入った。私は何も考えずに承諾してしまった。
夫が娘が家を出たとき、すでに9時をまわっていた。病院へは車で20分、駐車する場所を探す時間を考えると、時間はあまり残されていまかった。
シャワーを浴びてから行くつもりだったけど、そんな時間はなかった。私は急いでトイレに入り、洗面台の上に置いてあった小さなタオルを濡らしてさっとアソコだけ拭いておいた。使ったタオルは洗濯カゴに投げ入れ、家を出て病院まで急いだ。予約時間ギリギリに到着した私は、すぐに診察室に呼ばれた。
私はいつものように服を脱ぎ、診察衣に着替えて診察台に乗った。そしていつものように、頭の中ではどこか遠いところで(服を着て)楽しいことをしている自分を想像していた。
ところが診察中、先生がこう言った。
「あら、今日はなんだかオシャレですね」
私は何も言わなかった。一体何の事を言っているのか全くわからなかったから…。
診察が終わると、私はホッとした。日常に戻れることがすごく嬉しかった。
午後、学校から帰ってきた娘が、トイレに行った後にこう聞いてきた。
「ママ、ここに置いてあった小さなタオル知らない?」
棚から新しいタオルを取りなさいと言ったら、娘はこう続けた。
「ちがうの、ママ。洗面台に置いてあったタオルはグリッターパウダーが入ってたの。キラキラするやつ。置き忘れちゃって」
あの病院には、二度と行くまいと私は心に誓った。