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隣の分娩室からは女性の泣き声が。しかしこの21才がしたのは、滅多に出来ないことだった。

アメリカ・ジョージア州メイコンに暮らすトミートリーズ・コリンズが娘のタイラー・エリーズを妊娠したとき、彼女はまだ21才でした。元カレ(子どもの父親)とは既に別れていたため、赤ん坊を1人で育てることになるのは分かっていましたが、命を授かれたことをとても喜びました。そして、子どものお手本になれるような母親になりたいと考えました。そして、とうとう出産の日を迎えます。

しかし、陣痛の間隔が3分になってもトミートリーズはパソコンの画面から離れようとしませんでした。オンラインで受けなくてはならない心理学のテストがあったのです。ペーパー試験同様、オンラインの試験も決まった時間に行われます。単位を落としたくなければ、痛みに耐えながらやるしかありませんでした。この試験には、トミートリーズの卒業がかかっていました。陣痛の激しい痛みに襲われながら、恐るべき意志の力で試験を続けるトミートリーズの姿を担当の看護師が撮影しました。この写真がネット上に投稿されるやいなや、瞬く間に広まりました。

トミートリーズの姿は、現代の問題を映し出す写真として話題を呼びました。こんな子どもが母親になっていいのか、子どもを生みながら試験を受けるだなんて信じられない、様々な意見が書き込まれました。しかし「私が若いからといって、母親失格ということはない」と、トミートリーズは言います。意志さえ強ければ、子どもがいても何でもこなすことすができるというのが彼女の考えです。例えば、高い成績を維持することもそうです。卒業が決まり、休みに入った彼女は、今娘とたっぷり時間を一緒に過ごしています。

YouTube/Newsy

陣痛に耐えながら試験を受けたなんて、21才のエネルギーにビックリしてしまいます。写真からも、トミートリーズの強い意志を感じることができます。あなたはどう思いましたか?トミートリーズがきっと強い母親になれると信じるなら、シェアしてください。彼女は娘にとって、きっと素晴らしいお手本になることでしょう。

トミートリーズの出産について取り上げた地元ニュースをこちらから視聴できます(英語音声のみ):