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おもしろ・びっくり

【空を自由に飛べる…かな?】タケコプターを物理的に検証してみた。あまりの惨劇に吹き出さずにいられない!

flickr/kengz

空を自由に飛びたいな。ハイ、タケコプター!
この印象的なフレーズとともに、40年近く愛され続けるキャラクター、ドラえもん。その人気は日本にとどまらず、世界にも広がっています。そしてその中でも特に象徴的なひみつ道具として登場するのが、タケコプターです。誰もがのび太のようにタケコプターを頭につけて自由に空を飛びたいと願ったことでしょう。

Twitter/gr0604

しかしこのタケコプター、現実世界に存在したとしたら、本当に飛ぶことができるのでしょうか?そんな謎を解明すべく、Youtubeユーザーの『チャンネル人工知能』さんは、物理エンジン(質量・速度・摩擦・風などの古典力学的な法則をシミュレーションするソフト)を駆使してタケコプターの性能を検証する動画を公開しました。その結果は驚くべきもので、あまりの理想と現実のギャップに笑ってしまうことでしょう。

youtube/チャンネル人工知能

まずチャンネル人工知能さんは、検証における物理的前提を定めました。漫画やアニメ内での描写から、のび太は身長140cm体重30kg、ドラえもんは身長129.3cm体重129.3kgと定め、タケコプターは、竹とんぼのように揚力を発生させるタイプではなく反重力場を発生させるタイプとして計算することにします。また、⑴一定の力で吸着盤についた部分を引っ張る、⑵力の向きは常に回転軸と平行であるなどの条件を設定し、いざ検証開始です。

youtube/チャンネル人工知能

まずは、ドラえもんから。

youtube/チャンネル人工知能

見事に飛ぶことができました!

youtube/チャンネル人工知能

次はのび太です。ん、「問題」…?

youtube/チャンネル人工知能

「すぐにバランスを崩してしまう」

youtube/チャンネル人工知能

youtube/チャンネル人工知能

「一度バランスを崩すともはや立て直す術はない」

youtube/チャンネル人工知能

「最終的には地べたで回転し続ける」
哀れなのび太…

youtube/チャンネル人工知能

「装着位置を調整してみてもやはり、すぐにバランスを崩す」
首の骨が折れそうです。

youtube/チャンネル人工知能

「のび太の方が対称性が悪く、関節の可動域も広いため頭に1本装着するだけでは、どうしても不安定になってしまう」
なるほど!

youtube/チャンネル人工知能

ではこんな風につけてみれば、バランスが保たれるはず!

youtube/チャンネル人工知能

と、飛んだ〜!

youtube/チャンネル人工知能

youtube/チャンネル人工知能

youtube/チャンネル人工知能

「全く、飛べる気がしない」

youtube/チャンネル人工知能

ここでのび太は、過去の経験をもとにある素晴らしい解決策を思いつきます。
続きは、ぜひ実際の動画でご覧ください!

あまりの天才的アイデアに、あっと言わずにいられないはずです!

いかがでしたか?実験のために何度も関節をありえない方向に捻じ曲げたのび太からしたらとんだ災難でしたね。爆笑必至の元動画はこちらからご覧いただけます。
(動画で見た方がはるかにインパクトがあるのでオススメです。)

チャンネル人工知能さんはその他にも、コナンの探偵道具、ワンピース・ルフィの必殺技、アンパンマンの顔交換、ピカチュウに大谷翔平が投げる球速163km/hのモンスターボールなどを検証しています。今回の記事に声を上げて笑ってしまった人は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
チャンネル人工知能さんのYoutubeチャンネルはこちら