心温まるビデオ:教師と生徒の30年後の再会

学校で習ったことは大抵忘れてしまっても、先生のことは結構覚えているものです。しかし先生たちは生徒のことを覚えているのでしょうか?アメリカのミネソタ州セントポールズに住む幼稚園の元教師ドロレス・シックが、テレビに映る見覚えのある顔に気づいたとき、退職してから30年が経っていました。 この90歳になる女性はこのテレビに映る男性が昔の教え子だったことに気づくと、なんだか信じられない思いでしたが、連絡を取ってみることにしました。

テレビのニュースキャスターをしているコリー・ヘポラの両親の元に、ある日こんな手紙が届きました。

”こんにちは、私の昔の教え子をテレビのニュースキャスターとして見ることになるなんて本当に喜ばしいことです。彼がまだ茶色い髪の毛の幼い男の子だったころの写真を今でも持っていますよ。・・・私はなんと90歳になりましたが、彼のニュース番組を楽しみにしています。あなた方と、息子さんのご多幸をお祈りします”

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これを読んだコリーは、かつての幼稚園の先生を訪ねてみることにしました。そして30年の時を経て、シック先生の自宅で再開を果たした2人。

「こんにちは、シック先生。お会いできて嬉しいです」

「わぁ、こんにちは。ようやく会えたわね」

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コリーのもってきた花束を生けながら、思い出を語り合う2人。コリーも自宅からシック先生の思い出をいくつか持参していました。

「この写真、何をしているか覚えていますか?」

「体を動かしながら歌を歌っているところね。立ってしゃがんで右、左って」

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「先生は19887月にこの手紙をくれたんですよ」

「まぁ、びっくりするわ。未だに持っているなんて」

”コリーへ、学年末に私に温かい言葉をかけてくれてありがとう。そして素晴らしい児童でいてくれてありがとう!あなたとご家族が写っている写真を同封しますね。楽しく、そして安全に夏休みを過ごしてくださいね!愛を込めて”

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「何百人も教え子がいらっしゃるでしょうに、どうやって僕のことを覚えていたんですか?」

「そうねぇ、ご両親にもお会いしていたからかしらね」

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「幼稚園の先生をしていて一番良かったことはなんですか?」

「とにかくいつも好奇心に満ちていて、夢中になっている子どもたちが大好きだったの」

「ほら、この帽子かぶっているあなたの写真見てみて」

「あぁ、サスペンダーつけてるのかな」

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シック先生もコリーの母からの手紙を、30年も大事にとってありました。

「あなたのお母さんからいただいたお手紙もあるのよ」

「あぁ本当だ、間違いなく母の筆跡です」

シック先生へ、コリンの最初の年を担当してくださりありがとうございました。息子にとって毎分毎秒が楽しい、素晴らしい1年になったようです。来年はシック先生が担任でないとわかると、コリンは泣いていました。先生はコリンやほかの子どもたちにたくさんのことを教えてくださいました。先生は教えるという素晴らしい才能をお持ちです。素敵な夏をお過ごしください

手紙を読んだコリーは、思わず涙ぐんでしまいます。

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 「教え子たちの人生に大きな影響を与える教師という職業はどうでしたか」

「子どもたちを教えるのは本当にやりがいがあったわ」

「思い出は尽きないわね。あぁ本当に楽しいひと時だった。またテレビでお会いできるわね」

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コリーとシック先生の再開の瞬間はこちらの動画でご覧頂けます(英語のみ):

幼稚園のころの先生に、感謝の気持ちを表すことのできたコリー、素晴らしいニュースキャスターになったのも頷けます。それにしても長い時を経て、お世話になった先生に感謝を伝えられたコリーはラッキーですね。シック先生は興奮を隠しきれない様子で、記憶の中にいる茶色い髪の幼い少年のことが誇らしくてたまらないようでした。とても温かいシック先生は、教え子一人ひとりを心から大切に思っていたに違いありません。残念なことにシック先生の夫は退職後すぐに亡くなってしまいましたが、100人以上の教え子が家族のように彼女を支えてくれました。こんなにみんなから慕われる素晴らしい先生は、なかなかいないのではないでしょうか。

あなたにも、思い出の先生はいますか?

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