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子宮の中で死んでしまった赤ちゃん。出産を終えた後、母親は小さな娘を腕の中に抱きながら驚くべきことをした。

カナダに暮らす夫婦、ダールとピージェイ・リヴェラ・マカリンタルは、結婚10年目を迎えて始めて子供が欲しいと考えました。子供を授かるまでには時間がかかると思っていた夫婦の予想に反して、間もなくダールの妊娠が発覚します。

妊娠経過は順調で、家族は第一子の誕生に向けて準備を進めていました。すでに生まれてくる娘の名前も決まり、ベビー用品や子供服を揃えながら、楽しく幸せな毎日を過していました。

But then in the 24th week, Darl went for a check-up and got some terrible news: their little girl’s heart had stopped beating. The couple was grief-stricken. But Darl had to give birth as soon as possible, otherwise her own life would also be endangered. 

しかし24週目に入ったとき、定期検診で予期せぬ事態が発覚します。胎児の心拍が聞こえず、お腹のなかの娘が子宮の中で亡くなっているとの診断を受けたのです。 突然の悲劇に、夫婦は打ちひしがれました。

妊娠中期以降の子宮内胎児死亡の場合、多くの場合、薬を使って陣痛を起こし分娩を促す誘導分娩が施されます。長期間子宮に残しておくと母体が危険にさらされる恐れがあるためです。お腹の子を取り出すため、ダールには促進剤の挿入を受け、陣痛を待ちました。

翌日、ダールはお産を迎え、小さな娘が生まれてきました。それは両親にとって、最初と最後となる娘との対面でした。

ダールは悲しみに打ちひしがれながらも、このときの想いをしたためた文章をSNSでシェアします。それは彼女が生まれてきた娘に宛てたお別れのメッセージでした。

「私の美しい天使は、

無言のまま生まれてきた。

でも、それでも構わなかった。

あなたを見た瞬間に感じたのは、

純粋なる喜びだった。

 

すべての疑問も、苦しみも恐れも、

夜空の闇の中へと消えていき、

私はあなたを胸の中に抱きながら

その一瞬一瞬を慈しんでいた。

 

深夜の12時半に神父がやってきて、

主の名の下に洗礼を授けてくれた。

あなたの心臓が

いつ止まってしまったかは、

誰にもわからない。

 

我が子よ、あなたにわかって欲しい。

この愛でもってあなたを救えたとしたら、

永遠の命をも授けることができたはず。

神様があなたを抱いてくれている間、

私たちはあなたを、また会えるその日まで、

心の中に抱き続けている。

 

ありがとう。あなたは教えてくれた、

あなたのパパがどれだけママのことを愛してくれているか、

家族や友だちがどれだけ私たち夫婦のことを愛してくれているか。

神様の愛の力を

見せてくれて、ありがとう。

 

この世界に生きるには、

あなたはきっと美しすぎたのね。

羽根を持って生まれてきて、

飛び立つしかなかった。

そんなあなたを天国が迎え入れてくれたはず。

 

あなたは死産児だった(Stillborn)かもしれない。

それでも、

たしかに(Still)

生まれてきた (Born)」

深い悲しみと娘への愛に溢れた言葉が、胸に突き刺さります。

人が体験する強い悲しみの感情は、共感的な聴き手に言葉で伝えることによって癒やされ、主体的に位置づけることができると言われています。このメッセージがきっかけとなり、ダール、そして家族の悲しみが癒やされ、心穏やかに暮らすことができる日が一日でも早く来ることを心からお祈りしています。