涙なしでは読めない、突然亡くなった恋人そしてお腹の子へ宛てた手紙

アメリカ、オレゴン州ベンドの近くに暮らすブランドン・フォーセスとカイリー・ブルースは、深く愛し合っていました。 2016年12月、早めのクリスマス休暇をスタートさせていた二人は初めて一緒に自宅で過すクリスマスを楽しみにしていました。

ある夜、友達と会う予定があったカイリーは車に乗って一人で街へと出掛けました。ブランドンは疲れていたため、このときカイリーの誘いを断ったそうです。クリスマスの5日前のことでした。

Facebook/Brandon Forseth

しかし、街へ向かう途中、カイリーは交通事故に遭い命を落としてしまったのです。24歳のあまりにも早すぎる死でした。

カイリーとブランドンには、これまで誰にも話していなかったある秘密がありました。

二人はカイリーが妊娠しているということを、20週目を迎え赤ちゃんの性別がわかってから家族や友達に発表しようと決めていたのです。

Facebook/Brandon Forseth

事故の翌日、ブランドンはカイリーに向けた思いをFacebookに公開しています。

Facebook/Brandon Forseth

「赤ちゃんができたことを20週目で性別がわかるまで秘密にしておくことを君に約束させられた。面白いビデオを作ってそれをみんなにシェアする形で発表しようと考えていたんだ。昨日の夜、僕は妊娠18週目を迎えた君と、僕らの子供を同時に失ってしまった。赤ちゃんには会うことはできなかったけど、僕が感じていた愛情と興奮はこれまでにないほど大きなものだった。超音波検査で初めて聞いて心音、冷蔵庫に貼ってある超音波写真を見ながら、君の中で成長している小さな命に畏敬の念さえ抱いていた。僕は父親になるのが待ち遠しくて、その子の母親が君であることが嬉しかった。僕が我慢できなくて親戚や友達にバラしてしまったとき、君に『ブランドン、まったく秘密が守れないのね!』と言われ、僕は笑って『ごめん、興奮しちゃって』と弁解した。カイ、君はきっと最高の母親になっていたと思う。君は僕にとって最高の喜びで、僕の未来だった。何をするときも、仕事も何かを決断するときも、僕は君の幸せを一番に考えていたんだ。

今こうして数週間繰り上げてみんなに報告したことで、約束を破ってしまってごめんなさい。でも君のことが誇らしくて、君がどれだけお腹の子のために尽くしていたか、健康に気をつけていたか、毎週ネットで何かを見つけてきては、『赤ちゃんは今グレープフルーツ大らしいよ』とか『もう瞼が形成されてるって知ってた?』なんて教えてくれたことを、みんなに教えたかったんだ。子供ができたことが君にどれだけ温もりと目標を与えたか、僕は感じることができた。君と子供が安心して心地よく暮らせるよう、二人にとって自分は最高の男になる必要があるとわかっていた。でも昨日の夜、僕は君を守ることができなかった。君に言われたように、僕も一緒にベンドへ行けばよかった。疲れているべきじゃなかった。そしたら状況は変わっていたかもしれない。なんてねじれた、残酷な世界なのだろう。この僕ではなく、欠点のない、美しい、罪の無い人間を奪っていくなんて。可能なら、一秒も迷わず、僕は君の代わりになるよ。

君が愛した男でいつづけると約束する。残された人生で、何か素晴らしいことをやり遂げると約束する。そして、大切な人に愛している、とできるだけ多く伝えると約束する。昨日の夜、出掛ける前の君にもそう伝えておけばよかった。でも心の中では、君が言わずとも知っていたことはわかっているよ。」

Facebook/Brandon Forseth

「このクリスマスは、きっと最高のものになる。久しぶりに飾ったクリスマスツリーを今見つめている。君と一緒に見つけて切ってきた木だ。ツリーの下は、君からの僕へのプレゼントであふれている。どれもキレイに包装されて、キレイに重ねられている。君へのプレゼントはひとつもない。いつもみたいに僕は先延ばしにしてしまって、まだラッピングできていないんだ。でもきっと君が気に入ってくれそうなものをたくさん用意したんだ、カイ。僕は秘密を守るのが苦手だから、いつもプレゼントを早く開けるように君をせかしては怒られていたけど、今年も少し早く、プレゼントの中身をバラしてしまうよ。化粧台、もう洗面所の小さな鏡を僕と共有しなくてもいいように。本を数冊、君は本を読むのが好きだから。スープ用の魔法瓶、君が喜んでいた新しい幼稚園での仕事場に温かいランチを持っていけるように。エディ・バウアーのビーニー帽、君のスカーフにぴったしだ。迷彩服、寒くても、もう僕のXLのコートや靴下を借りなくてもいいように。君がそうして欲しいなら、今からでもラッピングするよ、カイ。

君の暮らしたのはほんのわずかな時間だったけど、僕の家は君のエネルギーと温かみで満たされて、君の匂いがしている。僕のクローゼットは君の服で一杯で、玄関の横には君のコートがかかっていて、スノーブーツは昨日の夜、君が残していった場所にそのまま置いてある。でも今、とてつもなく空っぽに感じるんだ。君に会いたいよ、カイ。僕はいつも問題でも解決することができた。でも今、何をしたらいいかまったくわからないんだ。どうしていいかわからないんだ。僕はまだ、君が玄関のドアを開けて入って来るのを待っている。カイリー、君のことを本当に心から愛している。天国で6月にその子が生まれたら、きっと最高の母親になれると思うよ。きっと母親ににて美しい子だろうね。メリークリスマス、クリスマスの朝までプレゼントは開けないと約束するよ。

どうか安らかに、カイリー・ブルース。
どうか安らかに、ブレイリーかタロン、パパは君を愛しているよ。」

Facebook/Brandon Forseth

カイリーの優しさや温もりに対するあふれる愛や感謝の言葉に心打たれます。 涙なしには読めません。ブランドンの投稿は、その後22万回以上シェアされ、彼の元には世界中の人々から慰めや応援の言葉が寄せられました。

ブランドンの悲しみを、時が少しずつ癒してくれることをお祈りするばかりです。

Facebook/Brandon Forseth

出典

Shareably

コメント

おすすめの記事