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おもしろ・びっくり

ロシアのテレビに出演した愛らしい少女。しかし口から溢れ出したものに会場は騒然となる。

グローバル化が進む昨今、日本でも英語の早期教育が叫ばれて久しいですが、それに関しては意見の分かれるところでしょう。そんな中、あるロシアの4歳の少女がテレビで驚くようなことを披露し、話題になっています。

YouTube/Jalil Bouries

その番組がロシアで放送されたのは2016年のこと。『インクレディブル・ピープル』と呼ばれる一般参加型の番組に、ある4歳の可愛らしい女の子が登場しました。ロシア・モスクワ出身のベラ・デヴャトキナちゃんです。まだ幼く、自分がテレビに出演していることすらよく分かっていないかのような表情でした。

YouTube/Jalil Bouries

しかし、ベラちゃんがあることをし始めた途端、観客は言葉を失います。
まず初めに、男性がベラちゃんに優しい口調で話しかけます…しかしそれは、ベラちゃんの母国語のロシア語ではなく、英語でした。
「こんにちは。調子はどう?名前は何て言うの?」
しかしベラちゃんは動揺する様子もなく、英語でその質問に返します。
「ベラよ。今日はプレゼントを探しに来たの」

YouTube/Jalil Bouries

するとスクリーンに、英語の質問が映し出されます。
『背中に2列の板を持つ恐竜は何でしょう?』
ベラは落ち着いた様子で答えます。
「ステゴサウルスね!」
たった4歳の少女のこの知性に、観客は驚きを隠せません。しかしそれだけでは終わりません。

YouTube/Jalil Bouries

ベラちゃんは言われるがまま、次の女性の前に立ちます。
今度の女性は、何やら聞きなれない言語でベラちゃんに話しかけます。
「私はヤナよ。あなたのお名前は?」
この言語はドイツ語です!
そして驚くべきことに、今度もベラちゃんは流暢なドイツ語で完璧に返答します。

YouTube/Jalil Bouries

さらに矢継ぎ早に、スペイン語、フランス語、中国語…
それぞれの言語で会話とクイズをクリアしていきます!

YouTube/Jalil Bouries

これには審査員も観客も、開いた口が塞がらない様子。
ただ呆然と見ているしかありません。

YouTube/Jalil Bouries

そしてついには、アラビア語の問題までをもクリアしてしまいます。ベラちゃんは、4歳にしてロシア語、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、中国語、アラビア語の7ヶ国語が操れるのです!

YouTube/Jalil Bouries

しかしこれだけのことを披露しても、当の本人は「私、何かしたかしら?」と言わんばかりのカジュアルさ。
本当に息をするかのように言葉を話しているのでしょう。

ベラちゃんは2歳の頃から英語を学び始めたと言います。
そこでベラちゃんが言語に強い興味を持っていることを感じ取った両親は、様々なネイティブの家庭教師を雇い、教える言語を徐々に増やしていったとのこと。

現在のベラちゃんは、毎日10~13時、17~20時の計6時間を外国語の習得に費やしているそうです。
しかし強制されているような感じはあまりなく、ゲーム感覚で楽しんでいるとのこと。
だからと言って、7ヶ国語を操るのは決して簡単でないことは、英語の習得に苦しむ私たち日本人のよく知るところでしょう。

ベラちゃんが出演した番組の動画はこちら(ロシア語):

この天才少女の登場に、世界中の人が驚きのコメントを残しています。
「本当にスゴい子供だ!」「辞書を食べてるのかな?」「いつかベラちゃんが世界をひとつにしてくれるハズ」「スペイン語を話しているときが一番楽しそう」「大人になっても覚えてるといいんだけど」「小さなヒーローだ」

ベラちゃんが一体どんな大人に成長するのか、とても楽しみですね。コメントにもあった通り、ベラちゃんが世界中の人々を繋げる存在になってくれることを願っています!