手のひらに絵を描いた女性。すぐさま警察が出動したのは何故?

絶望的な状況にいた彼女はある日、ネットで少し変わった運動について知りました。半信半疑ながらも彼女はすぐさま、この写真を撮ってソーシャルワーカー宛に送りました。 すると次の日、玄関先には警察官が…。彼らはためらうことなく、彼女の夫をその場で逮捕しました。

(Twitter/JaxMPav)

4人の子どもがいる彼女。子ども達の父親であり、人生のパートナーであるはずの夫から、殴られるなどのDV(ドメスティック・バイオレンス)を受けていました。この長い苦しみに終止符を打つきっかけとなったのは、あるイギリス人女性が始めた運動でした。自らがDV体験者である運動の創設者の女性は、DV被害者が無言でも誰かに助けを求める事ができる画期的な方法を思いついたのです。

(Twitter/someecards)

DV被害者が手のひらに小さな黒い点を描くことで、1. 緊急時や危険な状態にいる時に周りに無言で被害にあっていることを訴えることができる、2. 助けを必要としているのに声をあげられない犠牲者に周りが気づくことができるというもの。迅速な警察への通報などによって最悪の状況を回避し、被害者たちのDVからの解放を目的としています。

(Twitter/Lookmagazine)

DV被害者の多くは、恐怖から助けを求めることすらできない状況に場合があります。自分や子供達をさらなる危険さらすのではないかという恐怖感が妨げになっている場合や、世間の目や体裁を気にして通報出来ないという現実もあります。「ブラックドットキャンペーン」と名付けられたこの運動を始めたイギリス人女性は、運動の創設にあたって、匿名で「多くの人は助けを求められる相手を持っていません。彼らは無言のまま苦しんでいるのです」と切実に訴えました。

「End the silence of domestic violence (声なきDV被害を無くそう)」

(Facebook/Black-dot-campaign-Ireland)

この運動を通じて暴力夫から無事解放された女性は、「何千回も感謝の気持ちを伝えたいです!手のひらに描いた小さな点が、私の人生を救ってくれました!」と語っています。このシンプルかつ効果的な方法は、今世界中に広がり始めています。その中には女性だけでなく多くの男性DV被害者も含まれています。

(Twitter/omprocess)

実に女性4人のうち1人が、人生の内で一度はDV被害を受けると言われています。その内の60%のケースは家庭内で発生しまう。これは目を背けてはいけない恐ろしい事実です。

この話を友達とシェアして、この静かなる運動を広めましょう!ストップDV!

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