【アルゼンチンの忠犬】飼い主が亡くなり忽然と姿を消した犬。1年後見つかった意外な場所を知って涙が止まらなくなった。

すでに亡くなった主人の帰りを10年もの間、渋谷駅の前でひたすら待ち続けた忠犬ハチ公の物語を知らない日本人はいないと思います。 そんなハチ公を彷彿とさせる、主人の帰りをひたすら待ち続ける犬が南米のアルゼンチンにいました。

その犬の名はキャピタン。ご主人様のミゲル・グズマンは13歳になる息子の誕生日プレゼントにとキャピタンを家族に迎えました。ミゲルと家族に囲まれて、すくすくと成長していったキャピタン。しかしキャピタンが4歳になった2006年、グズマン一家に不幸がおとずれます。

飼い主のミゲルが亡くなってしまったのです。するとお葬式の翌日、キャピタンが忽然と姿を消します。家族はキャピタンを必死で探しますが、結局見つけることはできませんでした。「もしかしたらよそでもっと良い家族を見つけて幸せに暮らしているのかもしれない」とミゲルの妻と息子は考え始めていました。しかしそれから1年後2人は真実を知ることになります。

ミゲルの死からちょうど1年が経ち、未だにその悲しみから抜け出せずにいた家族がお墓参りで目にしたのは、ミゲルの墓石のそばに静かに横たわるキャピタンの姿でした。その姿はまるでご主人様のお墓を守っているかの様です。

墓地の管理人や近所の住民に尋ねると、なんとキャピタンは1年ほど前から毎晩ミゲルのお墓の前で寝ていたそうです。そしてその姿を見た人がキャピタンにエサを与えていたとのこと。しかしミゲルの妻と息子には不思議な点がひとつありました。それはキャピタンがどうやってミゲルのお墓を見つけたのかという事。ミゲルのお葬式の際キャピタンは家で留守番をしていたため、お墓のある場所を知るはずがなかったのです。2人は結局答えを見つけることができませんでした。

それからというもの、ミゲルの妻と息子は何度もキャピタンを家に連れ帰ろうとしましたが、その度にキャピタンは家を抜け出して、ミゲルのお墓へ戻ってしまいました。そこで一家はお墓の管理会社と相談し、キャピタンの気がすむまでミゲルのお墓の側にいさせてあげることにしました。水や食料は家族の他にも、お墓の管理人や近所の人たちが交代交代で与えることにしたのです。

それから10年の時が経った2018年2月、キャピタンは愛するご主人様のお墓の側で息を引き取りました。原因は腎不全と高齢による衰弱でした。4年前から腎不全の診断を受けていたキャピタンは、獣医や家族に見守られながら、ご主人様のお墓の側で天寿を全うしたのです。

しかしこの物語には続きがあります。キャピタンが住んでいたビジャ・カルロス・パス市がミゲルのお墓からほど近い広場にキャピタンの記念碑を建立することを発表したのです。ご主人様を愛するキャピタンの姿に感銘を受けた市議会の決定に、多くの住民から賞賛の声が寄せられています。

犬の忠誠心は何ものにも勝ると言われますが、キャピタンの物語はまさにそれを体現しています。今頃天国でご主人様と念願の再開を果たし、うれしそうに尻尾を振っていることでしょう。お疲れ様、キャピタン!

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