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勇気付けられる:36歳の女性が同窓会前にかつてのいじめっ子たちと向き合った

アニカは卒業後20年目の同窓会に招待されたことに驚きました。ほとんどの人には高校時代の大切な思い出がありますが、アニカには辛い記憶しかありません。彼女は20年経った今でも彼女をいじめた相手に向き合うことができるかわかりませんでしたが、この手紙を書いて当時の級友たちとシェアしたのです。

Facebook/Friends

「9年C組のみなさんへ

20年目の同窓会に呼んでくださってありがとう。

高校を卒業してこんなに長い時が経ったことが信じられません。今でも昨日のことのように感じるときがあります。素晴らしい思い出でいっぱいの高校生活を振り返るのはきっと楽しいことでしょう。

私にとっては、人生の一番の暗い時期でした。

8年生(日本でいう中学校2年生に相当)のとき、私がクラスを変えたのを覚えている人もいるかもしれません。それは、私が廊下を歩く度に突然訪れる沈黙、背後でクスクス笑われること、そして教室で浴びる冷たい視線から逃れるためでした。クラスの数人が、主犯格でした。

いじめられた記憶は不思議と消え去りません。20年も経ったのに頭の中で未だに、私なんて役立たずだと囁く声が聞こえます。そんなことはないときちんとわかっているのに。

でも、きっと今ではみんな良い大人になっているのだと思います。子どもがいる人もいるでしょうね。その子どもたちが、毎朝学校に行くことを考えて、腹痛や吐き気とともに目覚めるようなことがないように願っています。そんなこと、誰も経験する必要ないからです。

P.S. ストックホルムへの旅費と同窓会にお金を使う代わりに、2000クローナ(約25万円)をいじめをなくすための活動をしている『フレンズ』という団体に寄付しました」

いじめた相手に立ち向かうのはかなりの勇気が必要です。アニカがこんなに上品にやってみせたことに心からの拍手を送ります!