セガール、ジャッキー、そしてその仲間たち:80年代に有名になったアクションスターのその後

80年代に活躍したアクションスターたち。彼らに夢中だった当時の少年たちも今では酸いも甘いも噛み分けた立派な中年。 勇気と希望を与えてくれた80年代のアクションスターはその後どのようなキャリアを辿ったのでしょうか。

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ジャン=クロード・ヴァン・ダム

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は、88年『ブラッド・スポーツ』への主演で映画デビューしたジャン=クロード・ヴァン・ダム。初出演で初主演を飾った映画は、日本では初主演映画はビデオのみの発売となりました。理由は、映画の主人公が日本で忍術を体得し、香港で違法組手大会に出場するという内容にあったとも言われています。しかし、欧米では大ブレイクし、これがきっかけとなり、80年代後半から90年代にかけて数多くのアクション映画に出演しました。最近、VolvoのトラックのCMで代名詞の「股割り」を披露し世界を驚かせたヴァン・ダム氏、50を越えた今でも逞しい体は健在なようです。現在、57歳。

ミスター・T

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「特攻野郎Aチーム」で、メチャクチャ強いのに飛行機に乗れないという弱点を抱えるコング役で、一躍有名になったミスター・T90年代にガンと闘い、その後は主にショッピング番組などを中心に芸能活動を続けています。奇抜な髪型と、おびただしいた貴金属を身に着けるファッションで知られていたミスター・Tでしたが、2005年にアメリカ南東部を襲ったハリケーン・カトリーナの災害後は、それまでのトレードマークだった派手なファッションは封印してしまったようです。現在、65歳。

カート・ラッセル

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コナミのゲーム『メタルギア』シリーズのモデルとなったハリウッド映画、『ニューヨーク1997』の主人公スネーク・プリスキンを演じたカート・ラッセル。本作でブレイクし、その後もアクション映画を中心に活躍を続けました。90年代に路線を変更、アクションから離れ比較的大人しい役柄を演じるようになりました。最近では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』に『ヘイトフル・エイト』などに出演を果たしています。現在、66歳。

チャック・ノリス

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現在、77歳。プロ空手の世界選手権ミドル級チャンピオンのタイトルを6年間保持し続けた経歴を持ち、36歳から俳優業に転身したたチャック・ノリス。80年代一世を風靡した映画制作会社キャノン・フィルムズの大ヒット作への出演で有名になりました。代表作は『ドラゴンへの道』『デルタフォース』など。 多くのB級アクション映画の主演をつとめており、史上最強の男として今もファンに愛されています。90年代に入ルト、テレビシリーズ『炎のテキサス・レンジャー』が大ヒット、欧米では揺るがぬ人気を得ました。テレビシリーズで築き上げた強靭なキャラクター像が起因して、今でもネット上のジョークのネタにもなっています。チャック・ノリスに関する「伝説」まとめたネタサイト「チャック・ノリスの真実」は海外では有名で、一部は書籍化されています。

スティーヴン・セガール

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88年に公開された『刑事ニコ/法の死角』でデビューしたセガールは、その後「沈黙シリーズ」で不動の名声を獲得、カルト的な人気を現在も誇っています。沈黙シリーズでかすり傷すら負わない無敵ぶりを披露し、ゴールデンラズベリー賞などの「最低」主演男優賞を数々受賞。セガールは、合気道(7段)を始め、剣道、柔道、空手などにも精通する各種武道の達人で、17歳の時から10年以上大阪に滞在していたためかなりの日本びいき。千葉真一とも親交があったそうです。日本のテレビ番組やCMに多数出演し、『ごんぶと』や『アリナミン』のCMでお茶の間の人気者にもなりました。2016年、サハリンで開かれた映画祭に参加した際に「ロシア国籍が欲しい」と発言したことがきっかけで、同年大統領令でロシアの国籍を取得しています。現在、65歳。

アーノルド・シュワルツェネッガー

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2011年までカルフォルニア州知事として活躍していたシュワルツネッガーは、今年の7月に70歳の誕生日を迎えました。68年にオーストリアからアメリカに移り住み、ボディビルディングの最高峰ミスター・オリンピアで6連勝、その後82年の『コナン・ザ・グレート』でブレイクしました。その後の「ターミネーター」シリーズの大ヒットは皆さんもご存知の通りです。政治キャリア後、一時は引退説もうわさされましたが、2015年には『ターミネーター:新起動/ジェニシス』で12年ぶりにシリーズ復帰を果たしています。ディービルダーとしての肉体は失われてしまいましたが、今でもできるだけトレーニングを実行し続けているそうです。

ジャッキー・チャン

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ジャッキー・チェン(63)は日本では70年代から有名でしたが、本格的にハリウッド進出を果たしたのは81年の香港・アメリカ合作映画『バトルクリーク・ブロー』でした。全てのスタントを自分でこなすことで有名でしたが、2012年の『ライジング・ドラゴン』を最後に体を張った本格アクションからは引退しています。

メル・ギブソン

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79年の『マッド・マックス』の主役を果たし脚光を浴びたメル・ギブソンは、その後『リーサル・ウェポン』シリーズや『マッド・マックス』の続編などで人気を確たるものにしました。オスカーを受賞した『ブレイブハート』からは監督業でも手腕を生かし、2004年公開のイエス・キリストの最後の12時間を描いた『パッション』など、重い題材をテーマにした映画にも取り組みました。最近では沖縄戦での実話に基づいた映画『ハックソー・リッジ』で2016年度アカデミー監督賞ノミネートされています。現在、61歳。

ドルフ・ラングレン

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ドルフ・ラングレンは、85年の『007 美しき獲物たち』で映画デビューした後、同年の『ロッキー4/炎の友情』の敵役イワン・ドラゴとで一気に有名になりました。現在、59歳。主演する作品は、アクション映画の中でも総じてB級映画が9割以上を占める。A級映画の場合はほとんどが悪役としての出演が多く、いずれも強烈な印象を残している。日本での愛称は「人間核弾頭」。極真空手三段を保持するドルフ・ラングレンはIQ160の頭脳を持ち、俳優業を始める前はフルブライトの奨学金を得てマサチューセッツ工科大学に進んだ経歴を持っています。さらに映画出演のために、近代五種競技をアメリカ代表チームと練習した縁で、アトランタオリンピックの際には競技に出場せずしてアメリカのチームリーダーを勤めました。近年は主演を兼ねて監督としても活躍しています

ブルース・ウィリス

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ダイ・ハードでブレイクしたブルース・ウィリスは、現在 62歳。その後も絶えることなく映画に出演し続け、今も活躍しています。多くの肉体派アクション俳優が90年代後半から低迷期に入ってしまう中で、ジョン・マクレーンは不死身です。

映画界で一時代を築いたアクションヒーロー達にはこれからも力強く人生を歩み続けて欲しいものです。

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