闇に乗じて盗みを働く「平成の忍者」を逮捕した警官は、黒装束に隠された驚愕の事実に言葉を失った、、

2011年から大阪府東大阪市で同一犯とみられる謎の空き巣事件が多発し、大阪府警は頭を悩ませていました。 容疑者は、深夜に全身黒ずくめで空き巣を繰り返し、足取りが全く掴めないことや、塀の上を俊敏に逃走する身軽さなどから、関係者の間では「平成の忍者」と呼ばれていました。黒装束を身に纏い、夜の闇に乗じて人目を避けて動き、家と家のわずかな隙間から逃走する姿はまさに忍者そのもので、長年捜査の手を逃れてきました。一切手がかりを残さない用意周到な犯行に警察も首をかしげるばかりでしたが・・。

Flickr/minoir

しかし、そんな「平成の忍者事件」が今年2017年の春に急展開を迎えます。なんと、防犯カメラに犯行の様子が写り込んでいたのです。その防犯カメラの映像の一部では、忍者は顔を覆っていた黒いネックウォーマーを外し、顔を露出させていました。さらに犯人が犯行の拠点としているであろう場所が、ビデオ解析によって特定されます。そしてついに今年7月、大阪府警は神出鬼没の大泥棒「平成の忍者」を逮捕します。しかし逮捕後に警察関係者は予想外の事実を知ることになります・・。

Twitter/5chmaznet

2017年7月に大阪府東大阪市内の電気店に侵入し、現金約2万7千円を盗んだ疑いで逮捕されたのは大阪市中央区に住む無職谷川満被告です。実は彼、なんと御年74歳!その年齢からは想像もできない俊敏さで犯行におよんでいました。昨今、年配の方でも非常に元気な方が多いとはいえ、塀の上を駆け抜けることができる70歳はそういないのではないでしょうか・・。

逮捕後に明らかになった窃盗の手口はこうでした。東大阪市内の廃アパートの一室に構える拠点まで昼間のうちに電車で移動し、深夜にそこで黒装束に着替え、近隣の民家などに侵入するというものでした。部屋の格子をドライバーで外して室内に侵入するなど、本人曰く「10分あれば住宅に侵入できた」そう。2011年から計254件の窃盗を繰り返し、被害総額はなんと驚きの計2943万円。約3000万円もの大金を一体何に使ったのか気になるところです。

Facebook/vincraft.tsu

 警察による事情聴取の際、74歳の谷川被告は、「絶対に捕まらないと思った。参りました」と語っていたとのことです。8年に渡る警察とのイタチごっこの末に逮捕された「平成の忍者」。犯罪はいけないことですが、ネット上では74歳の「スーパーおじいさんに情状酌量を!」や「忍者の正体がおじいさんだったとは・・・」など被告の年齢に驚いた人々から様々な意見が寄せられています。

「すっぱ抜く」、「ドンデン返し」など忍者由来の言葉は現代の私たちのボキャブラリーの中にも脈々と受け継がれており、「忍者」今でも古今東西人々の心を魅了してやまない存在ですが、「平成の忍者」は高齢が弱点だったようです。

ところで警察庁が毎月発表している「犯罪統計資料」のデータによると、空き巣の発生件数は11月ごろに多いそうです。空き巣被害に遭わないように、今一度戸締りチェックを心がけてはみてはいかがでしょうか。

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